家は住宅地に建ってるんだ。
家の前の道路は車の通り抜けができないから
この道沿いに家があるお宅や、
そこへ用事のある人の出入りしかないの。
車が通る数は少ないけど
ちいちゃんは最初から家の中だけで
過ごさせていたの。
何があるか分からないからね…。
昼間は部屋だけに入ってて貰うから、
脱走しない様に小さな鍵を付けたり
ドアノブをヒモで固定したり…。
子供ながらに色んな工夫を凝らしたんだ。
…ある日の夕方ね、
家族でご飯を食べてると
網戸の外から中を覗いてるニャンコがいてね。
『あら~、ちいちゃんにソックリ!!』
なんて母親が言ったら
『にゃ~』
『!?』
…ちいちゃんでした。
急いで2階に駆け上がって行ったら
高さ150㎝位置にある小窓が開いてる!!
そこから屋根を伝って物置に下り立ち、
ブロック塀を使って外への脱走…という流れ…。
誰に聞いたわけでもなく感心したわ…。
でもそれ以上に
お外には車やノラ猫ちゃん等の危険も沢山!!
缶詰カンカンしたり
鰹節を玄関に置いておいたりの大騒ぎ!!
メスなだけあって
遠くには行かないけど
こんな脱走が幾度となくあったなぁ。
ある日は
母親が夕食作っていたら
これまたちいちゃんにソックリな三毛猫ちゃんが
ブロック塀の上を軽々と歩いてて…。
お互いに目が合った瞬間、
『ちいちゃん!?』
ってな感じ。
その時も
2階からの脱走…。
網戸を破いたり、破天荒だったよ~★
何事もなくて良かったけど…。
だいたい遊んでいるのは家の縁の下だったり、
裏の庭か隣りの畑。
道路を挟んでは遊びに行かなかったけど
それでも近所のノラ猫ちゃんと
喧嘩してた時は
戻っておいでー!!!!
って叫んでた。
喧嘩の経験もない猫だったので、
負けそうだと一目散に
家に逃げ戻って来てたよ。
後、笑っちゃうのが
大雪が降った日に脱走したら、寒さと雪の冷たさに
直ぐに帰って来たときかな。
後、トイレに入りたくて
戻って来たときも多々あったなぁ。
階段をタタタタッって駆け上る音がして
急いで後を追いかけたら
トイレに入ってた…。みたいなε- (´ー`*)
一番ドキドキしたのは、車で帰宅したときに、
『にゃお~ん』
って聞こえてね、
2階に上がって来たら…何処にもいないの。
おかしいなぁ…って思って探したら
窓が開いてるの。
外を見てみたらちいちゃんが!!
私の顔を見たらまた、
にゃ~!!
…その日は雨が降っていて、
屋根瓦がツルツルしてて、
戻って来たくても脚が滑ってしまって、
今にも2階の屋根から滑り落ちそうになっていたの!!
ビックリして
屋根に降りて助けようとしたんだけど、
ツルツル滑って私も行けない!!
急いで外に出てはしごを抱えて
ブロック塀によじ登り…。
無事に救出しました★
本当にヤンチャだったなぁ…。
我が家の猫の脱走管理も甘かったから
最終的には窓をガムテープで固定したの…。
祖母が痴呆になってからは
気を付けても予想外の事が沢山あって
てんてこ舞だったけど
忘れた頃に、忍者の様に脱走する
ちいちゃんの知恵には参りましたの連続だった。
その度に、心臓が縮まる思いをしたんだよ。
聞いてるかな?
ちいちゃん♪
優しい人の言葉に甘えて
ちいちゃんが我が家にやってきた時の事を
思い出しながら書こうかな。
17年前の6月28日。
弟が生後5~6ヶ月の猫を連れてきたの。
最初は
ばぁちゃんに秘密で黙って飼い始めたんだけど
いつまでも秘密にはしておけない。
家のばぁちゃんは
それはそれは動物嫌いで
怖かったんだよ~★
…なぜそれくらい大きくなってから
我が家にやってきたかというと
同級生の家で生まれた子猫を
誰かが欲しいって言ったみたい。
でもその子は家の人に反対されたんだって。
相談して了承得てからにしてほしいなって話だね。
何匹か生まれたらしいのだけど
一番良さそうな子をとっておいて
他の子は…。
酷い話。
その一番良さそうな子と言うのが
ちいちゃんだったと言うわけなの。
最初はね、
猫って苦手だったんだ。
ニワトリを飼っていた事があって
庭に放すと、近所の猫に追い回されていたの。
なんて恐い生き物なんだって思っていたんだけど
一晩一緒に過ごしたら…。
直ぐに情が湧いちゃう気質。
何処にもやりたくない!!
家の子にする!!
って騒いだなぁ…。
他の兄弟猫達の為にも
絶対に幸せにしてやる!!
って誓いをたてた。
初めての猫ちゃん♪
三毛猫だけど白い毛がフワフワ♪
細くて活動的で、おめめがクリクリ♪
直ぐに家族に慣れた。
…ばぁちゃんには慣れなかったけど…ね。
懐かしいなぁ。
私はね、
ニボシとか小梅とか
日本猫らしい名前をつけたかったんだけど
勝手に
『ちいこ』
という名前になってた。
懐かしいなぁ。
可愛いなぁ。
猫の小さい頃って
あっという間に終わってしまうから
ちょっと残念な気持ちになったけど、
子猫の自由さも去ることながら
老猫のおっとりとした性格も
たまらなかったな♪
老猫になってからの生活が長かったから…からも
あるのかな?
いえいえ、きっと
ちいちゃんだったら
いつでもどんな時も可愛いに決まってるね♪
また親バカが入ってしまったけど
もう少し若いときのちいちゃんは
この携帯だとアップ出来ないので
少し考えてからご披露しますね。


