11月12日

復職する為の面談をするのに、会社へ出社。

会社に健康管理室という場所がある。

そこにいる産業医と保健師さん、

自職場の課長、人事課の課長を交えての面談。

産業医面談は、

病院からの復職可能診断書の確認、

今の体調やこれからの治療の方向性の確認。

運動制限等を聞かれる。

オールクリア。

貧血についても話しておいた。

最近めまいや立ちくらみが酷いので、

復帰して更に酷いならば

婦人科クリニックか

大学病院を受診しようと思う旨を伝える。

目の下の粘膜を確認して貰うと、

やはり貧血だと言われる。

産業医は内科の先生だ。

交替勤務に戻りたい旨を伝えるが、

12月の診察で問題なければ…との事。

年内は無理だと告げられる。

仕方ない、諦めるか。

そこで何故か、自職場の課長が

産業医に食ってかかる。

交替勤務とかは自分が考えるとか

なんちゃらかんちゃら。

この課長、仕事においても何に関しても

かなり曲者。

人事課課長にも産業医にも、保健師さんにも

伝わったと思う。

実は入院前、私はこの課長と揉めた。

何度も何度も

『早期で良かったね。良かったね。』

を繰り返す。

話の流れで言うのではなく、

いきなり側にきて

『良かったね。同じ様な病気の人を

何人も見てきたけど、みんな良くなってるから。

良かったね。』

『どうせ見つかるなら早い方が良いもんね。

良かったね。良かったね。』

と繰り返す。

私はその時、

子宮内膜異形増殖症の診断を受けていたが、

子宮体癌になっているかも知れない不安、

もし子宮体癌で、抗がん剤治療を受ける様に

なったら?等の不安でいっぱいだった。

最初は流してハイハイ聞いてたけど、

もうその言葉が嫌になり過ぎて。

課長も私が1人で仕事してる時を見計らって

来るから、逃げ道がない。

私『まだ検査途中だから不安も多いんですよ。』

というと

『でも初期でしょ?良かったよ。』

と言われる。

相槌って言葉、知らないの?

あんた、私の気持ちを否定したよね?

最後に良かったって言われた時に、

感情のままに

私『何が良かったんですか?私は一度も

良かったなんて思った事ないですっ‼︎』

と声を振り絞って言ったら

課長『だって早期でしょ?良かったでしょ?』

……。

もうね、だめだぁ…って思った。

涙が溢れてきて、

課長の前では絶対に泣きたくない‼︎と思って

そのままトイレへ逃げた。

早期で良かったって言ってくれるのは分かる。

でもさ、良かったねって、

そんな無駄に沢山いうもんか?

早期で発見されても、不安って大きいもの。

お前に分かるか?

私も気持ちが病んで、

病気になって良かったねって聞こえてた。

それでなくても仕事しながら

不安な日々を送っていた私には

同僚達の心遣いで心から笑える環境で、

仲良くもない、好きでもない課長に

心配してる風な雰囲気を出して寄って来られ、

課長の気持ちの押し付けの言葉を聞く事が

我慢の限界だった。

わざわざ何度も言わなくても、

一度だけ言えば良い言葉じゃない?

早期ならば、取れば治る

って事も言われた。

取れば治る?

子宮と卵巣を取らなきゃいけない悲しみなんか、

課長になんて理解出来る訳がない。

女性でも、実際になってみないと

苦しみなんて理解できない事だと思う。

課長と私は挨拶しかしない間柄。

それなのに今、どんな状態なの?

とも、無神経に聞いてきていた。

出血が酷くて、

社内テストを辞退したいと言った時には、

『そんなに酷いの?』

と無神経に言われたり。

経験者なら分かるはず。

凄いよね?

1時間、座っていられない。

しかも沢山の社員がテストしている中で、

トイレで何度も席を立つなんて出来ないから

辞退って言ってるのに。

こんな人に言わなきゃならないストレス。

言われるストレス。

保健師さんに全てを打ち明け、

課長に注意して貰った。

…という経緯があったので、

この面談では課長は大人しくすると思っていた。

が、するわけなかったー!

この課長とは、今年から職場が離れるので

本当に良かった。



復職面談が終わり、職場へ顔を出してみる。

遅い時間だったが、

同じ班で仕事していた同僚達のシフトが

遅番なので仕事中だ。

1ヶ月以上ご無沙汰の職場へ入ると、

入院前にハイタッチを求めて来た子を

1番に見つけた。

『ぅわあ〜‼︎ユウさん‼︎』

と駆け寄って来られただけで涙が溢れる。

…戻ってきたー!

ちょっと泣きながら話をしてると

他の男子メンバー2人が気付いて寄って来た。

まだ復職日じゃないのに職場に来るのだから

みんな驚くよね。

私も我慢して帰ろうと思ったけど、

健康管理室って、同じ棟の5階にあって

職場は3階なんだもん。

何より、みんなに早く会いたかった。

その旨伝えると、喜んでくれた。

仕事中なのにワイワイ話していると、

職場管理している代行と呼ばれる人が

驚いた様子で寄って来た。

その人、足、ギブスしてる‼︎

『何⁉︎どうしたの?』

と聞くと

私が退院する頃、アキレス腱を切って

手術したらしい…。

私はお腹の手術だから見えないけど、

アキレス腱だと皆に見えるから

私よりアピールするな‼︎と注意した🤣

そして、お互い大変な思いしたね‥と

健闘を讃え合った。

それから他のメンバーに声をかけ、

途中、課長が横を通ったけど無視。

そして家路へ。

復職、楽しみになってワクワクした。