しばらくすると、またインテリ系の医師と
先程の看護師さんが現れた。
姉は別な部屋へ移動した。
‥そろそろ始まる‥。察知した。
下着を脱がせて貰い、仰向けに寝る。
口に酸素マスクが装着された。
確か両足を手術台へ固定されたと思う。
急にバタバタと沢山の足音がして
何人も手術室へ人が入ってくる気配がした。
怖くなって、目をギュッとつぶる。
『〇〇さん、〇〇さん』⇦私の名前
呼ばれてパッと目を開けると、
若いイケメン医師‥。
もう1人の先生とは、このお方か‥。
そう思った瞬間、インテリ系医師が
手術の準備で体に触り、驚いた。
するとイケメン医師が
『〇〇です。よろしくお願いします。
キチンと麻酔効いてから手術するので
安心してくださいね。』
と優しく言った。
‥多分、この時の医師が後の私の執刀医だ。
優しい言葉をかけられ少し安心した私は
何気に点滴(右)を向く‥と、
そこにイケメン看護師が‥。
‥‥‥もう、どうにでもなれ‥。
大学病院、恐ろしや‥。
すると直ぐに
『麻酔入れていきますね』
と、看護師さんの声がした。
私はまた目をつぶり、そこからの記憶はない。
『いたぁい‼︎』
自分の声でハッと起きた。
私、今叫んだね‥。
痛かったのは一瞬だった。
もしかしたら、一瞬だけ麻酔が切れて
また眠ったのかも知れない。
目が覚めてからは、全然痛くなかった。
看護師さん1人とインテリ系医師がいて、
インテリ系医師は直ぐに手術室から出て行った。
『このまま2時間、休んで頂きます。』
そう言われて、手術室には私1人‥。
頭上には循環モニタ。
見ようと頑張ったが、ほとんど見られない位置。
このまま2時間‥長い‥。
仕方がないので、点滴を見ていた。
どんどん減っていく。
術後、横になっているのに、
出血も凄い感覚。
お腹に少し力を入れると、溢れる感覚。
血の海になるんじゃないか‥?
点滴が終わるタイミングでナースコールする。
出血も凄い感覚がする事を伝える。すると
『もう少しで1時間経つので、その時に
出血量計りますね。』
と言われる。
なるほど、だから持参したナプキンの重さを
測ったのね。
何も確認してくれなかったので、
溢れて血の海になっても知らないからね!
と心の中で思っていた。
1時間が過ぎ、ようやくナプキンを換えて貰った。
どうやら間に合った?みたいだ。
あと1時間残っている‥。
眠くもなく、意識もハッキリ。
相変わらず出血も多い感覚がする。
何とかまた1時間が過ぎ、出血量の確認。
インテリ系医師も看護師さんと同時に来て
診察してくれた。
『抜かれる感覚していきますね。』
ガーゼ?を止血するのに詰めてあった様だ。
詰め物を取って貰うと下着をはかせて貰い、
上半身を起こして貰う。
凄く心配されながら立ち上がらせて貰った。
やはり手術台は血まみれになっていて
申し訳なく思ったのを覚えている。
体は全然平気だった。
『歩けますか?』
‥全然平気。
『お手洗いで排泄できるか確認してみましょう。』
排泄出来た。普通に歩ける。
また手術台へ座る様に言われ、点滴を外して貰う。
インテリ系医師参上。
処方されるお薬(抗生剤、胃薬)の説明を受ける。
その他にクリニックで処方して貰っていた
止血剤と血管強化剤のお薬も出して貰う様に
お願いした。
‥実は次の日、仕事に行こうとしていて
それを先生に相談した。
行けない訳じゃないけど、余りお勧めは
しないとの返答。
確かに。
私も何を考えていたのだろう。
日帰りとはいえ、手術は手術。
次の日は会社をお休みした。
次の日休みを取ると、会社は4連休。
体を休めるには丁度良い。
職場のみんな、ごめんなさい。
病室へ戻り少し休んでいると、
薬剤師さんがお薬を持って登場。
TVでアンサング・シンデレラ放送中で
毎週楽しく見ていたので気持ちが舞い上がる。
お薬の説明をして頂き、それが終わると
看護師さんに術後の生活の説明をして貰う。
退院証明書と次回の通院予約表を受け取り、
リストバンドを切って貰って無事に退院。
日帰りできて良かった〜!
姉も長い時間付き添ってくれてありがとう‼︎
かかった費用は、2万1千270円。