私が勤めている会社の今の勤務体制は
交替制で3交替なの。
遅番出勤だと、帰宅が深夜になってしまって
家族は皆、夢の中…☆
今まではちいちゃんが
どんなに眠くても
どんなに寒くても
玄関までお出迎えしてくれてたんだ。
車を駐車場に停めると、
真っ暗な家がパッと明るくなって
ちいちゃんが玄関に来てくれた合図。
磨りガラスの向こう側で
白いものがウロチョロウロチョロ。
鍵を開けて引き戸を引くと…。
いつもそこにはちいちゃんがいた。
私はバックで出ていかない様にガードしながら
ただいま♪ちいちゃん♪
おねぇちゃん帰って来たよ♪
…そう声をかけて
ダッコして2階の自分の部屋へ向かう。
ちいちゃんだけは
私の帰りを待っててくれるよね♪
…なんていつも言ってたね。
今もね、
ついついガードしながら玄関を開けてしまうんだ。
ちいちゃんが亡くなってからは
いつもつけてたセンサーライトは止めて、
普通のライトをつけてくれるようになった。
それが有り得ないほど寂しくて…。
遅番は一番
気持ちが落ち込む。
…だけどね、
そんな気持ちを察してか
私が布団に入るまでの時間、
ビビちゃんが寄り添ってくれるようになったの。
大きな目で私の顔を
ジーッと見上げるんだ。

いつまでも
いつまでも
…なんだかちいちゃんが
『おねぇの事をよろしくね』
って頼んでくれて
まるで私の表情を伺うみたいに。
その笑顔に嘘偽りはない!?
って覗き込む様に…。
ビビちゃん
ありがとう。