ちいちゃん


分かっているけど
点滴も相当負担でしんどい…。

夕方、病院に連れて行って
診察台の上で直ぐに苦しくなって
酸素をかがせながらのいつもの点滴…。

奥の部屋から看護師さんに
ダッコされて出てきたちいちゃんは

コテンとなっていた…。


急いで
車の中にある酸素室に
持ってきた酸素を充満させて
ちいちゃんをソッと入れて…。

酸素室の中でコテンとなっている
ちいちゃんを気遣いながら家へと急いだ。

2階へ駆け上がり
急いで酸素をかがせながら

ちいちゃんって何度も呼んで
ナデナデするのが精一杯。


…目は開いているけど意識が朦朧としていないかな…

パタパタって言うと、
シッポをパタパタと動かすちいちゃん。

パタパタ!!

…小さくパタパタ…。

良かった。

聞こえているし、分かってる…。

顔を覗き込んでみたよ。

おねぇのこと見えてる?

目は合ってると思うんだけど…。
私を認識しているかは分からない。

…優しく撫でながら…ふと
辛い身体も心も休まらないかな?って思って
撫でていた手を止めたの。

酸素室は全面が透明だから
上からちいちゃんを見ていたんだけど
ちいちゃん、目だけ動かして
私の存在を確かめるようにこっちを
見上げたんだ。

そうだよ、
おねぇはここにいるからね。

でもそんなに横目で見たら疲れちゃうから
おねぇも横になってちいちゃんの顔を覗いちゃお。


病院から帰ってきて二時間経つけど
寝かせたままの格好から微動だにしない…。


…もう、動けないかな…。

昨日から脚も殆ど動かさなくなってしまった。

相当しんどいね…。


ちいちゃん、
おねぇは側にいるよ。

直ぐ横にね。

目が開いていたら
また話しかけちゃうからね。


ちいちゃんは一番おりこうさん



…家に帰ってきて三時間。

頭、頭が上がった!!

…良かったぁ…。



神様…、
本当にありがとうございます!!