昨日はキラくんのお誕生日でしたね
さて馳天馬くんの誕生日はいつですか?
原作には全く出てきませんね

天馬くんは小さい頃からお母様の愛を一身に受けて育てられましたから
誕生日を祝ってもらっていたはず
あの優しいお母様なら手作りケーキを
準備して音ちゃん家族と誕生日パーティーで
「天馬くんおめでとう❗」って
してくれていたはず
だって天馬くんは人に優しさを与えられる人ですからね

馳天馬をここまで魅力的な存在にした
大志くん
原作では血の通った人としての感情はあまり表現されていませんでしたので
大志くんが演じたことで魅力が倍増しました

天馬くんを見ていると日本文学が全盛のあの頃を思ったりします
中原中也や高村光太郎、太宰治のような
あの時代の奥ゆかしさの中にある芯の強さを
表出する姿や時代背景が好きで
そこで活躍されていた作家さん達の
儚さを醸す風情が大好きでした
若かりし頃には読み耽ったものです
そんな時代の作家達の作品が天馬くんの儚さにぴったりはまるなぁと思うのです

特に好きだったのが高村光太郎の
「れもん哀歌」
「智恵子抄」で二人の愛の深さに感動した私
読み耽りました
まさしく純愛
少しずつ狂気の世界の住人になっていく
智恵子を暖かな愛で包み込む光太郎の姿が
とても魅力的でなぜか
天馬くんと音ちゃんを見ていると思い出して
しまいました
興味がありましたら是非読んでみてね

レモン哀歌
                     高村光太郎

そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白いあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉に嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓でしたやうな深呼吸を一つして
あなたの機関ははそれなり止まつた
写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光つレモンを今日も置かう

天馬くんの愛と光太郎の姿が重なります

この天馬くんが好きです👇












連続ですいません
天馬くんが音ちゃんを守る姿を出したかった
そしたら止まりません…