ベイスターズファンである。

理由は単純明快で、要は判官贔屓である。

実際、ファンであると自覚したのは、2010年の尾花監督就任の時である。

それまでの横浜に対する印象は、
「1998年に日本一になってるけど、それ以外は万年Bクラスどころか、万年最下位でしょ?」
くらいに思っていた。

元々は、幼き頃の父親の洗脳によって、中日ファンだったのだが、成長の過程において野球から離れていった結果、特にどのチームというわけでもなくなっていた。

しかし、大人になり、ある熱烈な巨人ファンの友人と話しているうちに、再び自分もプロ野球のニュースをチェックするようになっていた。




そして、気になり始めた。

あまりにも弱い彼らのことが。



とにかく打たれる。

そして負ける。

一球団だけ、再開を目指して戦っているのではないか、という負けっぷり。

なぜなら、惜しくも最下位、ではなく、ぶっちぎりの最下位が毎年続くのだ(というイメージ)。




しかし、ベイスターズは、印象としては貧打という感じではない。

日本一の年はマシンガン打線と呼ばれた過去を持つだけに、良いバッターが育つ地盤はあり、得点力は他チームに引けを取らないが、とにかく投手が弱かった。

二桁勝利は番長こと三浦大輔のみ、という年もあった。

だから毎年、投手さえ良くなれば、と言われ続けてきた。

そんな中、巨人の中継ぎエース山口鉄也を育てたピッチングコーチとして話題になっていた尾花高夫に白羽の矢が立った。

(山口鉄也:2009年シーズン、球団記録を更新するチーム最多の73試合に登板し、9勝1敗4セーブ・防御率1.27・44ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎ投手を獲得。/Wikipediaより抜粋
中継ぎで73試合、防御率1.27は登板したらほぼ必ず0点に抑えて帰ってくる感じ。)

あの山口を育てた人が監督になる。

これで、横浜は強くなる。

ついにセ・リーグ三強時代(巨人、中日、阪神)に終わりを告げる時が来た。

期待感が高まり、無意識のうちに横浜を応援している自分に気づくのだった。