私は、栃木県にいました。(今もずっとですが)
地震か……
早くおさまらないかな。
いつものように、すぐおさまるものだと思っていましたので、なかなかおさまらない地震に、ようやくこれは大地震なんだと認識しました。
私がいたところは、頑丈にできていたため、大丈夫でしたが、建物の隣の道路は、もりあがってしまっていました。
家は?
家族は?
猫は?
帰るまでの道。すごいこわかったです。
東北で起きた地震でしたが、栃木県も被害がけっこうありました。
家は、変わり果てた姿になっていました。
屋根瓦がおちて、
家の中の家財道具がめちゃめちゃでした。
私の家族は、無事でほっと胸を撫で下ろしたのを覚えています。
ただ……
私の家族でも、私の友でもある猫がいなかったのです。
母に話を聞くと、
その日は、朝から様子がおかしく、地震が起きた直後にドアを開けて、出ていってしまったようです。
動物の本能なのかな……。
私は、心配でした。
探しに行きましたが、見つからず、
もしかしたら、危険な山に行ったのかも。
もしかしたら、慌てて川に落ちてしまったのかも。
なんて、最悪なことばかり考えてしまったのです。
夜になってしまって、猫を捜索できなくなり、家も危ないので入れず、車で家族そろって寝たのです。
家にあったバナナを食べて、その日は寝ました。
次の日、家の片付けをしました。電気もつかなく、寒くて、寒くて、震えながら、一生懸命。
何日も猫は、帰ってきませんでした。
あ、、、
もう、あの子は……。
覚悟を決めました。
しかし、やっと帰ってきました。
泥だらけになって。
家の中から、タオルを探しだし、身体をふいてあげ、心地良さそうな顔をしている姿をみたら、ようやく肩の力が抜けたのかな。
涙が溢れました。
この続きは、来年また。
あの時の気持ち。
私は、一生忘れないです。
だから、募金箱を見つけたら、募金したいと思います。
人は助け合わないと、生きてはいけません。
見返りを求めちゃいけないのですよ。
ただ、一円でも、それが積み重ねられれば、いくらになるでしょう。
あなたが、手を差し伸べることで、誰かを助けることができます。
私は、忘れない。
