こんにちは。
いとこの雅紀と雫(←バリバリ、フィクション!!)。
親戚なのに…
まさかのまさか!?
でも、雅紀くんには、咲さんがいますよね~。
雫と雅紀くんの心情に注目ですよ♪
雅紀「どうして…?何で、雫が咲のことを知っているの?」
雫「バーで寝てしまった雅紀くんが、咲って呟いていたんです。だから、もしかして、雅紀くんの彼女さんは咲さんなのかな~って思いまして」
雅紀「そうだったんだ…」
女の勘ってスゴいね。
雅紀「…で、元に戻るけど。俺が、歌番組の後どこで一晩過ごしたかなんだけどね」
雫「…は…い」
雅紀「俺は、病院で寝てました!!」
雫「そうでしたか……えっ!?どうしたんですか?」
目がまんまるだ(笑)
雫ってこんなにオモシロイ子だったっけ?
雅紀「一昨日バーで、飲みすぎて二日酔いな上に、風邪ひいて熱でちゃって、みたいな」
雫「えーーーーーー!!」
雅紀「だから、今病院帰りなの」
雫「はあ…。それで、今具合の方は、いかがですか?」
雅紀「安心して、めっちゃ寝たからすっかり元気」
雫「良かったです」
雅紀「あっ雫」
雫「何ですか?」
雅紀「心配してくれて、ありがとね」
雫「いえ…」
ん?
雫…
雅紀「雫、顔が真っ赤だけど…雫も熱あるの?」
雫「えっないですよ」
雅紀「どんどん、顔が赤くなってるよ。…どれどれ」
おでことおでこを合わせて、
雫に熱があるか確かめた。
雫「ちょっと…雅紀くん、顔が近いです…よ…」
雅紀「熱は、ないみたいだね…良かったあ」
雫「私、こんな風に見えても体は丈夫なんですから!」
雅紀「そっかー」
雫「雅紀くん、お願いがあるんですけど」
雅紀「おっ遠慮しないで、何でも言ってよ」
雫「私、昨日友達の結婚式が終わって、少しだけ東京を見てまわったんです」
雅紀「へー」
雫「それでですね。私、ストリートミュージシャンをやっているので、ここ東京で歌ってみたいって思ったんです」
雅紀「ちょっと、待って…どういうこと?」
雫「つまり、私、上京します」
雅紀「でも、家とかないじゃん」
雫「…ここに住ませてください!」
雅紀「マジか!」
雫「まぁ甘えさせてもらうのも、気が引けますので…家事は私が引き受けますから」
雅紀「それは、嬉しいけど」
雫「じゃあ、ここに居させてください。お願いします」
雅紀「まぁ、全く他人じゃないし、いとこだし、いっか~」
雫「ありがとうございます」
雅紀「でも、これは約束してね。1つ、いつかは自立をする。もう1つ、嘘はつかない」
雫「…わかりました」
雅紀「よし、じゃあ、よろしく!お互い頑張ろう」
雫と俺の確かな絆を築くために、
手を差しだした。
俺たちは、いとこなんだ。
それ以上でも、それ以下でもない。
雅紀「俺さ、病み上がりだから寝てもいいかな?」
雫「あっそうですよね。ごめんなさい。ペラペラ1人で喋っちゃいまして」
雅紀「いや、大事なことだよ。…おやすみ」
雫「おやすみなさい、雅紀くん」
俺は、雫に優しく微笑んで寝室に入った。
一緒に暮らしていく…
イメージしてみようと思っても、できないな。
どんな風になるだろうな???
同じ屋根に住む者通し笑って暮らしていきたい。
…ふう。
眠いな。
でも、その前に、トイレ行こうかな。
…雫、携帯で誰かと話してるな。
雫「お母さん、私、ここで夢を叶えるために頑張るから……うん…」
夢を叶えるため?
デビューとかしたいのかな?
雫「決めたの、夢を叶えるまで実家には帰らないから」
えっマジかよ。
雫「じゃあ、またね…お母さん」
ただ、成り行きで東京に住むのかと思っていた。
でも、雫は、本気なんだ。