能登半島地震発生直後から被災地へ入って支援してくれていた自衛隊が、今日をもってすべて撤収されるとの記事がありました。

 

 

1月1日の発災以降、近隣の町内を含めて私たちの住む地域はすべて孤立していました。

 

はっきりと記憶にありませんが、数日後からそんな孤立した集落へ食料品などの支援物資を毎日届けてくれたのが自衛隊員の皆さんでした。

 

 

 

 

 

また、1月7日に町内の避難所で急病人が出た際は、D-MATのドクターとともに駆けつけてくれたのが自衛隊の皆さんでした。

 

 

 

 

同時に二人の高齢者が体調を悪くし、一時はどうなることかと心配しましたが、日没間近の夕方でしたが、2人とも自衛隊員が担架に乗せて搬送してくれました。

 

 

すぐに病院で手当てをしたおかげで、2人とも今は元気にしています。

 

 

最後にお世話になったのが、地域住民全員(100人)がヘリコプターで救出された時でした。

 

 

昼頃から、一度に4~5人づつマリンタウン競技場まで搬送し、夕暮れまでに100人全員を救出してもらいました。

 

 

自衛隊員の皆さんは、職務とはいえ山腹崩壊したヵ所を何ヵ所も乗り越えて、泥だらけになって支援物資を運んでくれたことに被災者一同心から感謝でした。

 

 

今回の能登半島地震では、震災支援としては最長期にわたる支援だったようです。

 

 

一日も早く復旧・復興を成し遂げて、被災者が元気な笑顔を取り戻すことが何よりの恩返しかと思います。

 

本当にお世話になり、ありがとうございました。