サッカー日本代表・田中碧選手が輪島を訪問してくれました。
輪島市内の被災状況を視察し、午後4時から輪島中学校でサッカー部にメンバーと交流しました。
輪島中学校の中庭でサッカー部の選手と交流する田中選手。
日本代表選手と直接交流できた中学生も、時間とともに緊張感がほぐれたようです。
ミニゲームを終えた後は全員で記念撮影。
記念撮影のポーズも子ども達の要望に応えていました。
午後6時からはバーベキューでの交流会。
田中選手はもっぱら焼き肉を焼く担当。
ほとんど食べる時間がなかったようです。
いつの間にか子ども達も田中選手の周りに集まって手伝っていました。
バーブキュー交流会の最後には、ミニゲームで優勝したチームのメンバーにサイン入りボールのプレゼント。
記念ボールをもらった子ども達は生涯の宝物になることでしょう。
また、記念ボールの当たらなかった子ども達も、日本代表選手と交流できたことは、大きな思いでの1ページになったことでしょう。
田中碧選手談
輪島市内の被災状況は思ったよりひどく、復旧や復興には相当の時間がかかるでしょう。
私にできることは行動することだと思い、邪魔にならないか確認して輪島へやってきました。
サッカー選手なので輪島中サッカー部の皆さんと交流することで、能登半島地震で被災した地域を忘れていないということ発信したかった。
今日で能登半島地震発生から5ヵ月。
報道も少しづつ減っていく中で、日本代表の選手が輪島を訪れてくれ、子ども達と交流してくれること。
それを報道機関が取り上げてくれること。
奥能登の復旧事業はまだまだ進んでいません。
多くの方のご支援が必要です。
今回の田中碧選手の輪島市訪問に心から感謝です。
今後ともよろしくお願いいたします。
今夜には、日本サッカー協会の事務局の方が輪島へ来ます。
能登地区のジュニアのメンバーをJFA夢フィールドへ招待してくれるそうです。