《9月4日の給食》

サラダバー、玄米三色丼、高野豆腐の煮物、ワカメの酢の物、味噌汁、梨。

(私)

「私」って何でしょう?

「公」でない個。

これまでの時代では、この私を無くすこと「滅私」が大切にされました。

言い換えれば、自分を犠牲にし、個の欲、都合、想いは一切消し去り、「公」のために生きることが立派なこととされたのです。

特に女性は、子どものため家族のために自分を犠牲にすることが当たり前であった時代もある。

家族のために食事を作り、自分は食べずに、最後に残った残飯を片付けるように食べる。

お風呂も皆が入った残り湯で、一番最後に入る。皆が入ってくれなくちゃ、いつまでもお風呂に入れない。

それが苦でもなくて、当たり前となり、お母さんはご飯食べなくても大丈夫なんだ!冷めたお風呂に浸かって、皆が寝るまで働いて、皆が起きる前に起きてご飯を作る人なんだ…。

それは女性、お母さんの家族、子供たちへの愛がそうさせていることかもしれないけれど…。

自然はもう新しい時代に移行しています。

一番大事に大切にするべき人は、「私」!なんです。

「私」を大切に出来ない人が、他者のためにどんなに頑張っても、哀しいだけなのです。

「私」は、ずっと我慢して、頑張って、「私」が望むことに寄り添い、忠実に誠実に全力で従ってきた。その結果、心身ともに疲れ果て、病気になったり、苦痛を感じているとしたら、一体誰が喜ぶのでしょうか?

あなたを産んだお母さんは、きっと心配でたまらないでしょう。本当の「私」もずっと見ています。早く気づいて、「私」を守れ!と。

一人一人が自立して、ちゃんと自分を大切にすることで、本当の平和、愛ある社会が創られていく。誰かの犠牲の元に幸せな社会は成り立たない。

皇の時代。一番大切なのは「私」❣️