二十数年ぶりの再会を果たしたあの日、家族の話になった。

息子の年齢を伝えた時、

「あと10年かー」、と、あの人は言った。

「何が?あと10年?」

「ああ、息子さんが成人するまでね」

「うん?うん、そだね。?。」


子供が成人して、だからなんなのだろう?
成人したから、だからどうするという話でもなく、それで話題が他に移った。


今でも時々考える。


あの時彼は何を思ってそういったのだろう。
今となっては確かめる術もないし、多分もうそんな事忘れていると思う。


けれど。


何か動くのだろうか

何か変わるのだろうか

真意を量れぬまま、淡い期待が宿っては消える。





息子が成人するまで、あと、5年。










《追記》
最近ツイン鑑定とは関係ないセッションを受けた際、話のついでに彼とは『レイ』だと教えてもらいました。
プールの、水深が分かってはいたけど足がついて、ああ底があったんだとわかったような安心感。
知ってたけど、改めて他から教えてもらえて良かった。