ピストルズで「Holidays In The Sun」
邦題は「さらばベルリンの陽」
ピストルズの曲の中では、けっこう好きな曲かな。
歌詞もいいしね。
アルバムの冒頭を飾る曲で、1977年に発売された4枚目のシングルでもある。
当時ピストルズはビル・グランディ事件などの問題だらけでプレッシャーに押しつぶされそうだったが、そんな中、ロンドンのゴタゴタから逃げ出すように行われたベルリン旅行の経験から作られた曲のようだ。
ギターのリフが、The Jamの「In The City」のリフに酷似してるけど、
今となっては、そんな事どうだっていい。(笑)
訳してみたので歌詞載せます。
(和訳)
くだらねえ休日 惨めな他の連中
俺は晴れた休日なんかいらねえよ
新しいベルゲン・ベルゼン強制収容所に行ってみたいぜ
歴史とやらを見に行きたいのさ
だって多少は小銭を手に入れたことだしさ
俺には理由があるんだ 理由があるんだ
訳あってずっと待ち続けてるのさ
俺には理由があるんだ
待っている理由があるんだ
このベルリンの壁でね
2インチの壁に響きわたる音
そうさ俺は共産主義者が呼ぶのを待ってたんだ
俺は太陽なんかに聞いちゃいねえ 俺には第3次世界大戦があるのさ
俺が壁越しに見てたら
やつらも俺を見てやがる
俺には理由があるんだ 理由があるんだ
訳あってずっと待ち続けてるのさ
俺には理由があるんだ
待っている理由があるんだ
このベルリンの壁でね
そうさやつらは一晩中ずっと見てやがるし 一日中ずっと見てやがるんだ
俺はここにいる理由なんて全く何もねえんだ
でも俺には理由があるんだ それは本当の理由じゃないが
俺はベルリンの壁で待ってるんだ
ベルリンの壁を越えてやるぜ
俺はこれっぽっちも分かっちゃいねえ
ベルリンの壁を越えてやるぜ
ベルリンの壁を越えてやるぜ
ベルリンの壁を越えてやるぜ
閉所恐怖症 妄想だらけだ
隠れる場所が多すぎだぜ 俺たちはいつダメになるんだ?
俺には理由があるんだ 待つには大した理由じゃねえけど
ベルリンの壁を越えてやるぜ
俺はこれっぽっちも分かっちゃいねえ
壁を越えてやるぜ
ベルリンの壁を越えたいんだ
俺より前に
ベルリンの壁を越えちまえ
俺はこれっぽっちも分かっちゃいねえ
壁を越えてやるぜ
ベルリンの壁を越えたいんだ
ベルリンの壁を越えてやるぜ
俺より前に
ベルリンの壁を越えちまえ
俺はこれっぽっちも分かっちゃいねえ
頼むから俺を待ってるんじゃねえぞ
アルバム
「Never Mind the Bollocks(勝手にしやがれ!!)」より
Sex Pistols 『Holidays In The Sun』