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写真と日常とひとりごと


2021.7.26

やっっっと!
観にいきました。
「竜とそばかすの姫」。

細田守監督の映画が
ジブリと同じくらい好きで
全部観てる。
「サマーウォーズ」も
「おおかみこどものあめとゆき」も
「バケモノの子」も
どれも大好きなんやけど
今回のは中村佳穂さんの歌声が
耳に残りすぎていて
"これは映画館で聴かないと"って思った。

夏休み中だし土日は絶対多いから
平日の朝しかないと思って
早起きして朝イチの時間で観た。

まだ上映してるのでネタバレは控えるけど
ざっくりストーリーを話すとすれば
主人公のすずが仮想世界「U」の中で
歌姫ベルを通じて内気な性格から
変わっていく…みたいな内容。
(合っとるか?説明の下手さよ…)

きっとこの映画は今の自分にとって
必要だろうなって直感で感じた。
純粋に「ファンとして観たい」と
現在の自分が「必要としているから観たい」
という気持ち。

映画は、世界観も絵も全て綺麗で素敵。
細田映画でほぼお馴染みであろう
"クジラ"も登場。

ベルの歌声、やっぱり映画館で聴いてよかった。
家でもApple Musicに入れてあるから聴いてるけど
ホールとかで聴くと全然違うな。
歌声聴くたびに涙が出た。

そして、なにより
すずの性格が自分と似ていて
共感することが多かった。
感情移入体質なのだけど
余計に感情移入してしまった。

すず自身も「こんな自分なんて…」って
諦めて生きてきたんだと思う。
けどその心のどこかには
「変わりたい。表面上の自分は本当の自分じゃない」
ってきっと思ってたんじゃないかって。
だから、終盤では今までにないくらい
大きな行動を起こすことも出来たんだろうな。

今まで漠然と生きている中でも
「変わりたい・変えたい」って
気持ちを持っていたら
きっと変われるし変えられる。
そのタイミングが遅いか早いか、
そのタイミングを見分けられるか否か、
行動に移せるかどうか。
全ては自分次第なんだなと
この映画から教えてもらった。

あと、すずに共感したところは
「歌うことが自己表現の一つ」としてるところ。
自分は全然自己表現出来てないし
歌も下手くそだけど
詞を描いて歌ってるところは同じだなぁって。
ただ、すずはガレバン使えるし
ピアノも弾けて作曲も出来てるところは
ウチとは違う。
音楽の才能はすずの武器だと思う。

好きなものを突き詰めて全うさせるって
簡単なようでなかなか難しいなと
すごく感じていて、
年を取るごとに
「夢を追う」よりも「現実を生きる」ことに
重きを置いてしまってるから
自然と諦める方に気持ちが寄りがちというか。

諦めたくない夢なのに
なんか中途半端で
こんなことじゃ叶うわけなんてないんだと
自分に言い聞かせてるのにな。
正直何をどう頑張ればいいのか
わからなくなってるところもある。

だけど、映画を観て
好きなものを諦める必要もないし
動けれるなら手当たり次第
やれることをやってみようって
思えるように気持ちが変わった。

なので、ダメ元でとあるものに応募した。
きっと…絶対といえる確率でダメなんだけど。
でもこのおかげで
自分の準備不足なところとか
どうしたいかとか
ふわふわしてたものを
明確にさせるいい機会だと思った。
また次の募集を見つけたときに
ちゃんと準備して自信のあるものを
届けられるようリサーチして
作っていかないといけないな。

これもお金がかかる…
お給料が入ったら調達だな。

映画からだいぶ話はそれたけど
本当にいい映画だったのです。
劇中の歌のコーラスは
以前エキストラを募集してたので
チャレンジしたんやけど
使っていただけたのかな?
これもすごい楽しかったし
やっぱりウチは歌うことが好きだ。

まだ映画観てない方は是非に。
勇気をもらえます。

さてさて、
私の夏休み終了まであと4日。
有意義に過ごしましょ。

アディオス✇