とりあえずまとまんないけど書いておきます。

 

 ある小学生の話。

 その子は明朗快活な少年だったが、11歳頃からあまり笑わなくなり、いつも下を向いて何かに苦しみだした。

 心配した両親があれこれ聞いてみても何も言わない。

 いくらかの凶暴性が出始め、気が狂ったように物に当たったり、夜中に泣き喚いたりすることもあった。

 ある日その子は両親に自分がMTFであり、これから先「生きて」いくためには今の時点からのホルモン投与が必要だと説いた。

 まずジェンダークリニックのカウンセリング・・・と言われるかと思ったら、無知な両親から「馬鹿なことを言うな」と叱責されたという。

 絶望したその子は引きこもり、死んだような目をして何を言っても無反応になり、いつも無表情で涙を流す日々が続いた。

 勉強した親が、ジェンダークリニックに診療に行ってみるかと提案。

 それでもカウンセリグでは何も変わらない

 無駄な時間が過ぎていくが、ついにその子の心は限界を超えてしまった。

 そして自殺した。

 

 またある別の少年の話。

 途中までは先の子と同じ、ただ、どうしても生きていく、生き抜く覚悟をもって、親を説得した。 

 その子は、まずは薬だ、と「現実問題」を言い聞かせ、自己責任でホルモン療法を開始。

 それからは生き返ったように生き生きと過ごしている。

 

 この子の親は、何故もっと子どものいうことをしっかり聞いてあげられなかったのかと悔いた。

 そして、たとえ正規のルートでなかったとしても、薬を使うことから得られる心の回復を喜んだ。

 

 「こんなことなら、もっと早くどうにかしてあげたらよかった」

 だそうです。

  

 児童虐待に敏感になった昨今でも、肉体的暴力は取り沙汰されても、心の暴力は気付かれにくいです。

 生きていくために必要な医療ケアは受けさせてあげないとネグレクトなんです。

 男として生きることの強要であっても、MTFにとっては虐待です。

 そして、「実はMTFなんだ」と子どもがカミングアウトしてきたら、しっかり聞いてあげないと、とてつもない苦痛を与えるかもしれませんよ。

 確かにジェンダークリニックに通って診断をもらってもいないのにMTFだと言われたら、ナニ言ってんの?って受け止めるかもしれません。

 しかし、精神科医の診断なんて手続き上のものだけで、誰かに認められて名乗るようなものじゃないんです。

 自分が生きていくためには今の時点で薬を使わなきゃいけないということは、本人にしかわかりません。

 それを親に言うのに、どれほどの葛藤、苦心、消耗を乗り越え、どれほどの勇気を振り絞ったことか。

 

 おそらく、「ナニが勇気だ、このクソオカマ野郎!」って切り捨てる親も、まだ日本にはいるでしょう。

 

 「男は男の身体で生きていくんだ、それが我が子にとっても幸せに違いない。

 この子の幸せは親である私の独断と偏見だ!

 私はこの子の親なんだから、いつだって全て正しい。

 何よりも私が一番この子のことを考えている!」

 

 

 でもそれ、虐待だよ。

 

 

 

 

 

 

 あれこれ調べまわった、結果。

 特に問題ない気がしてきた。

 たまたま、知り合ったローティーンのMTFTSが、処置に支障をきたしていた、環境に邪魔されていた、それだけだろう。

 

 もしこれからのことがどうしていいかわからない幼少のMTFTSは、質問してくれたらいくらでも相談乗るよ?

 ただし、直接やり取りはできません。(大人が子どもに直接関わることは危険すぎるだろ)

 記事として返答します。

 とかなんとか言っても、今時知りたいことは何でも普通に調べられるし、いらねえか。

 まあ情報の吟味は子どもには難しいだろうから一応ね。

 ただオレは、「やめといた方がいいよ」とは言いません。

 あくまでも協力的に、だな。

 その先のノウハウが知りたいなら、まあ。

 おばちゃんに任せなさいw

 

 話は変わるが、主張を書きまくると問題化されるか、なんて期待して最近思うことを。

 LGBTからTを外せ!

 もっとあるだろ?PとかAとか・・・。

 ISについて触れないのか?触れてはいけないなら、Tにも触れるな。

 もうたのむからそっとしてあげて(ヒトゴトw)。

 TSはばれなきゃ問題にならないよ。

 存在を知られるほうが不利益なんだよ。

 それともFTMばかりをTと括ってるのか?

 だったら表記変えろよw

 喜んで表に出すのMとかだけなんじゃないの?

 「実は私ドMです」

 「うわーキモ~(蔑視)」

 「我々の業界ではご褒美です☆」

 なんてな~。

 コレは差別的発言かな?

 ご褒美かな?

 

 

 

 夏にMTFTSのローティーンに会ってから半年(三ヶ月強くらい?か?)経つのだけど、子どもにとっては結構な時間になる。

 オレにとってあっという間でも、子どもの三ヶ月は長い。そして、その一日一日がとても重い。

 

 MTFTSが幼少期に、将来生きていくことを覚悟した上で、生きて行くための処置をするには、成長期のほんの短い間がとてつもなく重要になる。それを大人の時間の感覚で悠長に捉えていては取り返しなどつかない。焦る当事者と、周囲の大人にはあまりにも温度差がある。処置の延期などあってはならないのであるよ。

 命がかかっているという事態の深刻さを軽視しすぎと受け取れるけれど、それは仕方の無いこと。なので、やはりここは当事者が独自に処置をするしかない。

 一番うまく生きて行けるだろうというやり方が、今の時代ではまだモデルケースとして紹介できない非正規のものだなんて馬鹿げているけど、オレの時代から大して変わっていないということがもっと馬鹿げている。

 むしろ、周囲に認められず家を飛び出しても、オレの時代ならまだ年齢を偽って飲食店勤務(わかるだろ?)ってのが可能だった。お店のママが協力的だったりとかね?同じオカマ同士?通ずるものがあったりとか。

 今は全くそういうの無理じゃないか。取り締まり厳しいよ。いや、今でもあるのかも知れないけど、いや知らんけど。

 一部の子には、小さい頃からの治療が開かれているけど、それを享受するにはあまりにも条件が整わないといけない。

 

 生きる前提で言えば(生きるというのは心も身体も)、隠れてコソコソ自己管理の上で薬使って事後報告というのがやっぱり手っ取り早い。

 理解の無い親なら、薬も使えない、監視の檻の中ということになる。

 コレばっかりは、「ウチの親ならわかってくれる」と思ってたら、ブチギレされた、とか。な?

 何をどう考えても、親を説得する用のプレゼン資料、やっぱり必要じゃねえかwしかも、その親に合わせてカスタマイズするべきだ。

 結論、幼少のMTFTS達よ、君たちは賢くあらねばいけない。周りの大人をよく見て、折り合いの付け所を探るしかないんだ。かくなる上は隠れてコソコソ薬飲む・・・親の目を盗むのは意外と難しいぞ。そして、飲み続けるお金も必要になる。そして、やはり見た目や雰囲気がモノを言う。二次性徴が発現する前が都合いいのは、わかるだろ?

 10歳で生きると覚悟を決めろ、11歳でお年玉で薬持て、12歳で親の元へ走り出せ、13歳でジェンクリへ滑り込め。

 例の歌風に言えばこんな感じか?オレの方が悠長だな。

 とにかく、急がなきゃいけないことは、わかってくれ。

 

 

お盆はものすごく久しぶりに帰省しましたのだ。

 

道中ある親子を訪ねたのだ。

オレが心配しなくても、みんな生きようとしている。

それだけでよかった。

今の時代の幼少のMTFについては、家族の受け入れって大事だな。

まだまだ多くの問題はあるけど、一つずつやっていこう。

助けるとか手を貸すとか、そういうことじゃないなと感じた。

おこがましいってもんだ。

言葉では言い表せないけど、報われてほしくて関わる、というのとは違うのか。

わかんね。

報われる姿を見せて貰いたい、単純にそこかも。

頑張るのは、耐えるのは、苦しむのは本人なんだ。

もし求められたら、最大限のサポートがしたい。

 

で、実家に帰るとぼーっとしていた。

特に何もすることはないし、行くところもない。

川辺は夜は寒いくらいだったけど、夕涼みにぶらぶらしていた。

知ってる人とすれ違ってびっくりしたけど、気づいてなさそうだしスルーした。

が、だよ。

気づかれた。

いやいや、髪も長いし、見た目も全く変わってるんだけどな。

何でだろ?って、滅多に人通らないし、近所の人間なんて限られる、もひとつおまけに子供の頃から顔が変わってないからだな。

で、話してみると、相手はオレをオレだと認識してるんだけど、わけがわかってないようだった。

オカマとは思わなかったみたいだ。

おっぱいに気づかなかったようだ。

いや、ぺちゃんこなわけじゃないってか、結構あるつもりだがな!肥満度的に・・・。

薄暗かったのもあるけど。

見つかった相手は幼馴染だったわけだけど、オレが成長していないと思ったらしい。

子どもの頃のままだと。

顔と声だけなら、そのままだから。

それをあろうことか、オレは死んでいて、幽霊なんじゃないかと思ったんだと。

失礼にもほどがあるよな?

今いくつだと思ってんだw

それでもしばらくして、よそよそしさとか、オレの風貌から、じわじわ何かを悟りだしんだそうな。

言うなよ?絶対に言うなよ!?って知人への口外は防いであるけど、心配だよ。

都会に出てから、実はそいつと近くに住んでいるということがわかって、それからもことごとく会うのを避けていた。

なので、これもいい機会かと、ちょっと話し込んだ。

数少ない学生時代の友人なわけで、別に嫌いなわけじゃないし。

 

同級生がどうなっているという話題には正直興味がわかなかった。

小学校高学年の時にはもう、性転換して生きていくことを決めていたわけで、地元の人間と積極的に関わらなかった。

自分のことを、自分の過去を知っている人のいない遠くの土地で生きていくわけだし、別人となった後に会いたくもないし。

なので「ホントお前は同級生に興味ないな」って顔されたけど、まあよしとしてやれ。

互いのこれまでの話なんかをしていた。

オレも説明しようがなくて、「なんか気がついたらこうなってた」って言ってやったぜ。

一般的な生き方をしてたら不思議現象に感じるんだろうか。

バレてしまっちゃ仕方ない、ので、次の日も幼馴染と遊んだわけだけど・・・。

それがきっかけで失くしているかもしれない記憶を取り戻したということもなかった。

粗方思い出せている気はしてるんだけど。

期待できるほど劇的な人生じゃないなw

しかし、童心に返った。

そこから、嫌な記憶も湧いて出た。

やっぱり、オレ、子供の頃からオカマだったんだw

 

自分は隠しているつもりでも、周りは変だと思うだろうな。

でもオレの場合は変人と思わせてカムフラージュしているのが強くて、オカマなんていうのは、言われてみればそうかくらいだ、と信じたい。

オレの究極の武器は女好きアピールだった。

女好き→スケベ→オトコ。という解釈を助長させる。

知識のない者の目線では、女好き=オカマではない、となる。

いわゆるキワモノキャラだが、高校からはいじめっ子的な天敵がいなくなり、アピールの必要がなくなり、全く他との関わりを絶った。

それはそれは平和な毎日だったに違いない。

・・・というわけでもないんだぜ!

通信制の高校がなかったからってだけで、随分と苦痛を味わったよ。

よく死ななかった。

オレがしぶといだけか。

 

ところで、オレの周りの性転換娘に共通する自己誘発型性分化不全(?)についての考察だけど。

あ、また次回にしとくか。

それから消している最近の記事をまとめて、次に生かす文面に直そう。

まずは、MTFの子どもが親にカミングアウト&ホルモン投与の必要を説くプレゼン資料に、「本当のところ」を盛り込む重要性をまとめないといけない。

それから、ひとつ創作的な目標ができた。

おいおい形にしていきたい。

 

考えは自分の中でまとまりつつあって、つらつら書き連ねてもこれ以上は無駄だと思って、コレまでの記事は一掃。

最近書いていたことをもう一度整理しても結局こうなる。

世間がいわゆるGIDと認識するのは、性移行途中か、性移行のうまくいかない人。

それは、性移行してしまえば元戸籍上男性だと気づけない、発見できない、認識できないから。

当事者は自分から手を挙げたりしない、完全に埋没する。

気づかれるのは「どう見てもおっさんやんけ」な方々。

テレビには、オネェタレントか、性移行に困難のある人の自助支援的奉仕心をメディアが悪用する形のものかが出てくる。

だから、世間は性移行のうまくいかない人=GIDという認識を持ってしまう。

よってGIDは忌み嫌われるし、親は子どもに「そんなもの」になって欲しくないという構図のできあがり。

酷い話だよ。

 

では、どうする?

 

オレがどうにかしてあげたい、いや、させて欲しいのは、小学生くらいで、今助けを求めることができるのであれば助かる子達。

オトナは自分でどうにかするだろ「そのうち」な。

 

西暦2020年代にさしかかろうというのに、周りの圧力も温度差も、当事者の子ども達が助けを求められない状況を作ってしまっている。

隠れてコソコソ薬を使って、事後報告が賢い選択なんていうのも、なんだかな~って思うのであるよ。

そこで、強行手段も辞さない構えで、今の子どもに干渉しようじゃないか。

といっても本人の自由意志と自己責任のもとに、大人としてお手伝いさせてもらうだけ。

子どもだから自分に責任取れないとか、正しい判断ができないって言い続けたら、その子は自殺します。

自殺するしかない子以外は、別に性転換しなくても生きていけるんだろ?という極論でもって割愛。

自殺するであろう子どもを「生かす」活動(?)なのであるよ。

 

今年はお盆に実家に帰るのだけど、その帰り道に当事者の子どもを訪ねようと思うのであるが、大人が子どもに直に接するのはあまりに犯罪者くさいので、どうにかならないものか。

よって親とその子が揃っているところを訪問する・・・。

緊張しすぎるよ。

だけど、人の命がかかってるんだ、頑張れオレ。

親とて大人の、現実の元戸籍上男性の女性を前にすると、「生きていくことができる」ことを受け止めてくれるんじゃないだろうか。

そして、専門家や医者が教えてくれない本当のところを説明して、子どもの生存確率を上げよう。

当事者の親に対しては、ジェンダークリニックのカウンセリングよりあきらめつけさせられるんじゃないだろうか。

あきらめって言葉を使わなきゃいけないあたり、時代は停滞している。

 

それにしても、よく親にカミングアウトしたよ。

そりゃ行動するのはオレよりも本人だけど。

負けてらんないな(この言葉で合ってるのか?)。

オレだって、やるときはやるぜ!

 

こういう性転換娘(おばちゃん)のおせっかいが、役に立てればいいのだけど。

オレだってニューハーフの先輩に助けられて今がある。

次はオレが先輩になる番だ。

これは「偉そう」なのかな?

まあいいや。