きょうは、ワイオミング州コーディ出身の男性ネオトラディショナルカン
トリーシンガー、Kalyn Beasleyの昨年セルフリリースのアルバム「A
Matter of Time」(全10曲)から6曲聴きます。
ロッキー山脈のイエローストーン公園のすぐ近くで育ったという彼のキャ
ッチフレーズは、”ワイオミングの吟遊詩人”ということで、その歌と物語
は、急速に進化し、ゆっくりと消えていきますが、決して消え去ったわけ
ではない西洋の生活様式についてのものです。
孤立、オープンスペース、人間関係、干ばつは、彼の物語を語る散文に含
まれる要素のほんの一部です。
彼はまた冒険家やアウトドアマンとしての一面も持っています。
本当の意味でエンターテイナーである彼のライブショーは個人的でインタ
ラクティブで機知に富み、ワイオミング州で育った彼の物語に命を吹き込
みます。
パフォーマンスをしていないときは、彼は故郷にある家族の書店を経営し
ているそうです。
風貌などからは、少しアーロン・ティッピンを彷彿とさせる感じもありま
すが、彼が出て来た90年代始め頃だったらメジャーでアルバムが出ていて
もおかしくない位の、当時のナッシュビルのメジャーシーンのカントリー
の状況的には、なかなかいいものを持った人と思います(が、もちろん今
の時代では。。)。