ついにAmashow時代からお世話になっていたモノレートが閉鎖となりました。
セット本せどりを始めたばかりの頃、マイナーなセット本だとモノレートにはまだデータがなくて、ある時自分がアクセスするたびにデータが増えることに気が付きました。
その頃からなんとなく「誰かがアクセスした瞬間にデータを取っているのかな」とか考えながら使っていた記憶があります。
最初は自分が出品して売れた商品のデータが残っていなかったりするのが不思議でしたが、「タイミングよくデータが取れていないだけ」と考えるようになりました。
特に自分はロングテール系の商品を多く扱っていたので、状況によっては見えるデータが全てではないと考えながら仕入れ判断をしていました。
また、リサーチだけではなく、自分でツールを作る際に参考にしたところもたくさんあります。
そんなことも含めて、本当に長い間色々とお世話になりました。
セット本の場合定番商品が多く、定番商品を仕入れる際にはあまりモノレートを見て判断するということは少ないと思います。
逆にトレンド商品が多いのもセット本の特徴で、トレンド商品に関してはモノレートの動きとモノレートユーザー数を見て判断することが多かったです。
モノレートの閉鎖を受けて「今後どうしようかな」、と考えながらとりあえずKeepaの有料登録をして様子を見ていました。
デルタトレーサーも使ってみようと思いましたが、アクセスが殺到しているのか重くて試せませんでした。今は普通にアクセスできるようです。
Keepaではグラフからかなり細かい情報を見れるようですが、自分はモノレートでも基本的にグラフではなく価格推移表の方で確認していたので慣れるまで時間かかりそうだなと感じていました。
そんな中、モノレートの月間販売個数を表示するツール「モノゾン」の開発元がKeepaの月間販売個数を表示する「Keezon」を開発、スマホにも対応しました。
また、せどりすとプレミアムでもKeepaの情報を可視化するような機能が導入されたようです。
とりあえず、Keezonに登録して使ってみましたが、十分モノレートの代替ツールとして使える感じですね。
せどりすとプレミアムは実際に使用していないのですが、動画等で見た限りではこちらのほうが自分好みですね。
どちらにせよ、速攻で開発してくれるツール開発者には感謝しかないですね。
Keepaが今後どうなるかはわかりませんが、Keepaが健在のうちは価格推移を見ながら仕入れの判断をすることができそうです。
おそらく、せどりすとプレミアムやKeezonではKeepaのAPIを利用してデータを取っているのかなと思います。
今後ももしかしたら同様のツールが出てくるかもしれません。
自分の希望としては、モノレート開発者のヨーク書さんにKeepaのデータを利用して「新型モノレート」を作ってもらいたいところです。
ただ、モノレートのどの部分がアマゾンの規約に違反したのかもわからないので、もしかしたら規約的に難しいのかもしれません。
正直、Amashow前とAmashow後で仕入れの考え方や手法が大きく変わったと思っていて、モノレート閉鎖後にまたこれが大きく変わるのかなと思っていました。
ただ、しばらくはあまり大きく変わることはなさそうです。逆にツール戦国時代のようになり、もっとすごいツールが開発されるかもしれません。
今後しばらくは色々と情報収集したいと思います。
また、以前公開して放置していた簡易サーチツール「JanSearch」ですが、久しぶりにいくつか問題点を修正したついでに、モノレート閉鎖に伴う修正もしました。
まず、ランク横に配置していたモノレートへのリンクを外しました。
それと、AISNまたはJANコードで指定したリンクを設定できる「マイリンク」機能を3つまで設定できるようにしました。
とりあえず「マイリンク」設定ページに「Keepa」「Keezon」「デルタトレーサー」へのリンク設定方法を記載してあるので、「JanSearch」を使っている方がいたら試しに設定してみてください。
ちなみに、「マイリンク」機能はブラウザのクッキーを利用しているので、ブラウザ毎に設定する必要があります。スマホとPCで利用する場合はそれぞれで設定してください。
PA-APIの規約的なことも含めて、「JanSearch」もいつまで使えるか分からないのが正直なところですが。