11月は抱っこ法の研修が毎週のようにあって
一週目と二週目の土日も出かけていました。

2週つづけてお留守番だった娘は、
さびしくても頑張ってくれていたようで
ある朝、
「今日は学校を休む。
もう頑張れない。
ママと居たい」
と泣きました。

ほんとうによく頑張ったのだとわかったので
話を聴いて、労って、
ご褒美を考えようね、と宥めて
その日は学校に行かせました。

ご褒美。
わたしとしては、
研修のないこの週末は
一緒にどこかに行こうかな?
映画を観るか(娘は映画好き)
買いものに行くか(娘はおしゃれ大好き)
自然の中を散策するか(ドライブも散歩も好き)
と考えていました。

その日、学校から帰った娘に
「ご褒美、何がいいか考えた?」
と訊くと
「うーん。まだ決まらない。」
と言うので、
考えていたことを提案してみましたが、
「出かけるのはあんまり。。。」
と気が進まないようでした。

それから数日して、娘が
「ご褒美決まったよ!」
と言ってきました。
その様子がとても嬉しそうだったので
「えー?なになに?」
とわたしも嬉しくなって訊くと
「一週間、髪の毛乾かして!」
と言うのです。
えー!そんなことでいいの??
思わずそう言いそうになりました。
確かに娘は髪が長いので
乾かすのが大変なのですが
それにしたって…と思い、
でも…とまた思い直しました。
「そんなこと」がいいんだよね。
「そんなこと」が足りなかったんだね。

なんだか涙が出そうになりました。
健気で切ないこども心が
胸に沁みました。

こどもってこんな風に
足りないものを補給する勘のようなものが
よく働くなぁと思います。
自分でできることなのに
「やって〜」と甘えてみたり
わざと怒られることをして
怒られて、思い切り泣いてスッキリしてみたり。
必要なものを上手に補給するものです。
親としても
上手に補給してあげたいものだなぁと
思います。


それから毎晩、お風呂上がりに
髪を乾かしてあげています。
ほかほかあったかくて
いい匂いがして
うっとりと満足そうな娘はかわいくて
わたしにとってもご褒美みたい。

ほんとうにいいご褒美を選んだなぁと
感心しています。