2017夏の雨と海の関東へ Part5【根府川駅】 | 鉄仮面の駅めぐり記

鉄仮面の駅めぐり記

駅巡りをしております

2017/8/18(金)

また一駅進んで、13:34 根府川駅 に到着しました~

↑海が美しい

 

↑ちょっと他のとは違う駅名標

 

↑盗り鉄対策万全な駅名標

 

海が美しい

 

もうすぐ引退するらしい185系踊り子号とともに

 

 

乗ってきた列車は一日8本のうちの1本でした

この駅で通過列車の待避をしていました

運がいい(?)

 

では、ホームです

↑2面3線です

真ん中の「3」番線は、上下の待避する列車が使用しています

 

1番線はありませんが、かつては貨物専用ホームがあったようです

1970年ごろに撤去されたようです

↑その跡?

 

ホームの点字ブロックは(むりやり)内方式になっていました

 

上り(小田原・横浜・東京)方面の2番線・待避線の3番線ホームには、待合室がありました

下り(熱海・沼津)方面の4番線ホームにはありませんでした

 

ホームは崖の下に、駅舎は崖の上にあり、その間は跨線橋でつながっています

↑跨線橋内

なんとかすれ違えるぐらいの幅で、外もあまり見えないため、かなり圧迫感がありました

エレベーターやエスカレーターは設置されていません

 

改札横には

関東大震災殉難碑がありました

1972年に根府川駅職員によって設置されたものです

 

1923年9月1日、関東大震災による地滑りで、駅舎・ホームが駅進入中の列車(8両)もろとも、海に沈みました。列車は2両は沈まず海岸に残ったようでしたが、大破していたようです。駅があった場所には、車止めしか残っていなかったそうです。

この災害で、列車に乗っていた100人以上、駅で待っていた数十人が海に流され、そのうち130人ほどが亡くなりました。

ただ、海に沈んだ列車とこの駅で交換する予定だった列車があったのですが、幸いにもか、一分遅れだったため、海に沈むことはまぬかれました。

今も、海にはプラットホームが沈んでいるそうです

 

この美しい海の底に関東大震災当時のプラットホームが...

そう思うと何とも言えない...

 

では、駅舎です

↑木造の瓦ぶき

関東大震災後に建設されたものですが、建物財産標は確認できませんでした

 

駅前にはバス停がありました

 

駅舎内の待合スペースです

ご丁寧に座布団もありました

 

きっぷうりばです

↑近距離券売機が1台あるのみ

一日平均乗降人員は1000人程度です

 

改札口です

↑自動改札機はICカード用簡易改札機のみ

 

↑眺めが美しい

 

海を眺めながら次の列車を待っていたのでした

 

雨 降 っ て き た