今日令和3年4月22日
義父が荼毘にふされました。


日曜日の早朝5時に家電が鳴りました

大抵、早朝深夜帯の電話は
いい知らせではありません

誰か亡くなった?
目覚めてぼんやりと考えつつ
入院中の母?いやでも骨折だし今は退院迫られてる状態だし、心当たりがない…
布団から出たくなくてモゾモゾしてたら電話は切れました

同時に元夫の姉からLINEが来ました。

「父が急逝しました
〇〇(元夫)は今何処にいるの?」


跡取り長男である元夫の所在と連絡先が何も誰も分からなくて私に連絡よこしたというわけです


お義父さん、具合悪くて入院してるとも聞いて居なかったけど…?

昨晩から熱が出て体調崩していたらしく、明け方お義母さんがトイレ誘導に行ったらすでに冷たくなっていたらしい

元夫の携帯番号は出て行った後すぐに変えられていて私も分かりません

彼は家を出てから1度も実家にも帰らず連絡もよこさず、4年間実家の誰とも音信不通でいるんですね。

彼は不倫が職場で公になった翌年に隣県の営業所へ異動しています。

職場のアルバイト女性がお相手だった事もあり責任を取る形での異動だったと当時の所長からは聞いてます。

異動先の職場をとりあえず教えました。
日曜日なので職場の電話は繋がらないかも知れませんと付け加えつつ。


お義父さんは自宅で息を引き取ったため、警察へも連絡が行き、検死を受けなくてはならず病院へ搬送するところだと

コロナ感染予防で誰も病院へは同行出来ないみたいだと教えてくれました。

知らせを受けた以上は私も駆けつけるか?
しかし咄嗟に
子供達は元夫には会わせたくないぞショボーンと思いが沸き起こりました。

この日は検死やら警察の検視もあってバタバタするだろう。
今決めなくてはならない事は何もない
1日経過を見守る事にしました。


元夫が家を出ていってからも離婚が成立してからも
毎年夏休みや冬休み大型連休には子供達を泊まらせてもらったりしており

ご両親も孫には変わらないから毎年連れておいでと言ってくれてとても可愛がってくれていました。

子供達もお泊まりは毎回楽しみにしていたし、優しいじいちゃんとばあちゃんが大好き♡

私はというと
毎回連れて行っても
自己破産の事も内縁の妻に訴訟起こした事も何も言わず
「○○県に転勤しているみたいですね」
位に留めていました。
お義母さんは職場まで息子に会いに行ったりはしたものの、会えずに連絡も取れないままにいた様子でした。

お義父さんは10年前に胃を全摘していたので、あまり心配掛けたく無かったのもあって離婚に関しては触れる事もなくきちんと話す事はありませんでした。


子供達にとって大好きなじいちゃんとばあちゃんでいてくれたらそれでいいやデレデレ

優しくしてくれて可愛がってもらえる祖父母がいるのはありがたいなぁ

と思う事にしたのです

月曜日義姉に連絡とってみると、元夫とやはり連絡がつかず、
職場に電話して繋いでもらったら車を持たないためすぐには行けないと言われたと。

ならば元夫が来ないウチに急遽子供達連れてお別れをしに仕事を休んで駆けつける事が出来たのです。

お義父さん、子供達を最後まで可愛がってくれて面白いおじいちゃんでいてくれてありがとう

突然でびっくりしたけど
最後まで自宅で暮らせて良かったね

○○さんの事は最後まで心配が絶えなかったでしょうけど
あの人の人生ですからね
あとは本人に任せましょう
お義父さんのお陰で4年振りに帰ってもこられる事だし

お別れしに来れて嬉しいよ
お義父さんありがとう

お義母さん1人になってしまったけど
相変わらず私たちは遊びに来るから大丈夫だからね

感謝してます
お義父さん



離婚して他人になった私を
否定せず前と変わらずに接してくれたお義父さんでした

昨年の自己破産や裁判の事とか
家族の人に言いたい事はない訳ではないけれど

それぞれの家族の人生には関係のない事

私と元夫との問題には関わりない事だ

お義父さんがそうしてくれたように私もしよう


自然にそう思える私がいてこうして別れしに来れた。

これでいいじゃないか。

離婚して他人になった家とどう付き合っていくか初めは戸惑いはあったけど

付き合い続けて良かったんだと思いました。

元夫には子供達との面会交流権が無いのを名目に
お通夜告別式は遠慮しました。

子供達は父親に会いたければ会う権利があるので
「パパに会いたい?」
と聞きました。

子供達は
「別に会いたいとも会いたくないとも思わないけど、じいちゃんには会いたい」
って。


しばらくして落ち着いたらまた子供達連れてお義母さんに会いに行こうと思います。


今日もお読み頂きありがとうございました!