急に涼しく感じられるのは、夏が暑過ぎたせいなのだが、身体は勝手に秋モードの様相だ。
というわけで今夜の夕餉は秋茄子と秋鮭のコンビネーションで挑む事に決めた。
秋鮭を使った、ちゃんちゃん焼きは味噌味がダブるのを避けるため、塩味で。
塩バター味が、かえって北海道を連想させる。共に炒めたのはモヤシと、特売品のピーマン。
秋茄子は、コンソメスープで暫く煮たものに、豆乳を加え、胡椒で味を整えてみた。
スープが絶品だったので、汁多めで。
結果として、味噌のダブりは防衛に成功したものの、なんと、汁がカブってしまった。
いやはや、料理はなんとも奇怪である。
昨晩は中秋の名月だが、今宵が十五夜。
太陽暦に月齢を当てはめると、なんともはや、わかりにくい。
おまけに曇っていて、せっかくのスーパームーンは絶賛乱反射中であった。
これはこれで、風情があって、良いのだが。