上司がやってきて「誰か人物の撮れるカメラマン知らない?」と訊いてきました。
雑誌広告5回シリーズの撮影らしいのですが、予算が無い。
いつもカタログでの撮影をお願いしているカメラマンに見積もりを取ったところ
「マス媒体なら1カット20万円で、5カットだから100万円」と言われたらしいのです。
こちらの腹づもりでは、雑誌といえども業界誌であまり露出も無いし
5カット全部を1日で撮影して、総額30万円(機材費別)くらいの
腹づもりだったらしいのですが、大きく食い違ってしまったため
「調整」と言えるレベルではない。
「他に誰か…」と言う事になったのでした。
だって、100万円→30万円の値切りって、いくら何でも失礼でしょう。
そんな訳で、若いけど良い写真を撮ってる友人を紹介し、
そちらとほぼ話しはまとまったので
100万円カメラマンにお断りの電話をした上司なのですが…。
「…まったく予算が無いんですよ…(略)…30万円くらいしか出せなくて…
…なので…(無理ですよね?またの機会ってことで…)」
こんなしどろもどろな会話を盗み聞いていると、どうやら「やる」と言っているらしい。
30万で。
100万円がいきなり30万円に!奥さま、驚きの価格ですわよ!
今の時代、仕事はうんと減ってきています。
まして、業界誌といえども広告の仕事ができるチャンスは少ないです。
やりたいのは、よく解る。
だったら「ギャラは相談で(と、探りを入れる)」と
最初に歩み寄る姿勢を見せたら良いのに。
自分の仕事に自信と価値があると思っての値付けのはずなのに
こんなにも簡単に大幅値下げされちゃうと、単なる「ふっかけ」
もしくは「ぼったくり」にしか見えないですよ。
(もともと30万なんでしょ、みたいな)
家に帰ってオット君に話したら、「そんないい加減なやつに発注しちゃだめだよ」と。
ええ、私なら発注しませんけどね。
きっとこの後、上司が若手カメラマンにお断りの電話をするのでしょう。
しどろもどろで。助けてなんてあげないけど。
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念のために追記
私自身、今回の仕事のラフ等を見ている訳ではありません。
なので、5カット30万円が適正なのかはわかりません。
できるだけ先にこちらの予算を相手に伝えよう、とは思った出来事でした。
