思い出す。 | その名はサンキュウ+次女ジピー

その名はサンキュウ+次女ジピー

4才5ヶ月と1日で亡くなった愛犬、サンキュウとの短くも愛おしい日々。

我が家のお隣の別府。
そこには市営のドッグランがある。

いつも行っている近所のランの倍以上はある広さ。ジピーはランをいっぱいいっぱい使って走る。故に一度ここに連れてきてみたかった。やはり隅から隅まで走り尽くすのだろうか?

ランに着くと、シュナがいた。
何度か会った事がある人だ。

が、先方はワタシ達にイマイチピンときていないようだ。
何故なら、この人達の知っているワタシ達は、黒シュナプーの飼い主だから。
「前にお会いした時は黒いコを連れてたんです。」 
と言うと思い出してくれたようで、
「あぁ!あのコは?いるんでしょ?」
と聞かれる。11月に亡くなった事を告げる。まだ若かったのに、とても驚く。

久しぶりに、サンキュウが亡くなった事を話した。
サンキュウが出会った人達。
年に数回しか会っていなくても、サンキュウが生きていた証な気がする。
少し雨がパラついてきた。


この後、ジピーは広いランを疾走する。
柵越しに、レトリバーと走りまくっていた。


走りまくった2匹がひと休みし始めた時、雨足が激しくなった。
レトリバーのおかあさんにお礼を言い、早足で車に戻る。


ジピーはとても元気だ。
サンキュウの一生分は走ったんじゃなかろうか、と思う程に、とにかく走る。


突然サンキュウを知っている人に出会うと、嬉しくもあり、悲しみもあらたになる。
いっぱいお出かけしていてよかったと思う。サンキュウの世界を彩ってあげられたから。

でも今日は、いつも以上にサンキュウを思い出す。

おやすみなさい。