ベスト4出そろう
北信越、関東、関東、近畿の組み合わせ
当初の予想と随分違う顔ぶれですが、投手力、守備力のしっかりした堅実なチームが残ったな、という印象です
星稜 5-0 阿南光
小松辰雄投手や松井秀喜選手などを輩出した北陸の名門チームですが、センバツ大会のベスト4は初、センバツ3勝も初、夏は二度決勝に進出しているのに、意外でした
高崎健大高崎 6-1 山梨学院
山梨学院のスタメンは外野の三人と三塁手以外全員新2年生という顔ぶれ、昨年の優勝を経験しているのはレフトの二村君のみ、これだけメンバーが入れ替わってもまたここまで来る山梨学院、本当に素晴らしい
その山梨学院に昨秋の関東大会準決勝で2-3で負けた健大高崎、あの時はエース佐藤龍月君が投げていなかった。佐藤君が登板したこの試合は健大高崎の完勝
右打者を並べた山梨学院の打線、佐藤君の投球に詰まらされ、ゴロ、凡打の山。
この大エースが投げるともうどのチームも打てません、ただ5回で降板した佐藤君、降板理由が『 血豆 』だったとか、明後日の登板に影響がないか心配です
中央学院 5-2 青森山田
昨夏の甲子園でも見られた、丸刈りじゃない髪型の選手たちが多いチーム同志の対戦、21世紀の高校球児って感じで、個人的にはとても好感が持てます
中央学院は遂に背番号1の蔵並君が先発のマウンドに
この蔵並君や青森山田の関君、第四試合で登板した報徳学園の今朝丸君、彼らは長身から投げ降ろす剛速球、というタイプの投手ではなく
『 ストレートも速い技巧派 』というスタイル。それぞれ正確なコントロールが持ち味です
でも蔵並君が憧れるのは、地元千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手、やっぱり速いストレートはピッチャーの憧れなんですね
優勝候補、広陵を相手に劇的な逆転勝利をした青森山田の選手たち。
この日はあと一本が出ず、14残塁
アドレナリン出まくりの激しい試合の翌日、メンタルは快調でも肉体は披露のピークだったのかもしれません、夏また見たい魅力的なチームでした
二年続けて母校報徳学園、後輩の大角監督に敗戦
ご本人の心中は忸怩たる想いがあることでしょう
勝った報徳学園が素晴らしかった、今朝丸投手の頭脳的なピッチング、堅い守備、最初から最後まで集中し続けた選手たち
大阪桐蔭のトップバッター、境君もキラリと光るいい選手です
ラタナヤケ君や徳丸君ほどメディアの露出は多くなかったけれど、彼も今年のドラフト候補になるであろう一流選手
この試合でも今朝丸君から3安打、でもそれ以上に魅せたのが外野守備。
8回の守備での打球処理、ライト前ヒットの打球、捕るや否や矢のような送球をキャッチャーへレーザービーム、肩の強さもそうですが、捕ってから投げるまでの動作の速いこと
、ツーアウトからのヒット、普通なら二塁走者は楽々生還のはずなのに、タイミングは間一髪だった、走者も焦ったと思う
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
俊足で強肩、打撃センスも素晴らしい
岐阜県大垣出身、是非中日ドラゴンズへ来てほしい