大会第2号は・・・

甲子園68勝!

因縁の対決

 

 

 

1回戦で最も興味ある対戦カードの一日でした

 

 

 

神村学園 6-3 作新学院

 

昨夏甲子園4強のメンバーが10人残った神村学園、実力のあるチームでした

 

13安打3得点の作新に対し、神村は8安打6得点、作新学院小川投手の6四死球も想定外だったんでしょうが、六番以下の下位が全く打てなかった作新、チャンスを潰す場面が多かった

 

そして、モイセーエフ君に続く大会2号は誰かと待っていましたが、神村学園の四番、正林君でした。運んだのもやっぱりライトポール際、センターバックスクリーンや左中間右中間への一発は今大会は出なさそう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪桐蔭 -1 北海

 

モイセーエフ君の一発に刺激を受けた( であろう )ラタナヤケ君、今日はちょっと消化不良気味でした。ちょっとアッパー気味のスイングが気になりましたが、パワーは流石に凄いものがある、今大会での一発を見たい

 

 

 

 

大阪桐蔭の西谷監督はこれで甲子園通算68勝、あの智辯和歌山高嶋監督に並びました。監督初勝利が2005年の夏というから僅か20年弱での到達、素晴らしい

 

聞けば、部員たちの卒業後の進路に奔走するなどきめ細やかな対応をされる先生だとか、そうでなければこれだけの選手は集まりません。人徳のある方なんですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

報徳学園 3-2 愛工大名電

 
甲子園の常連校らしい、ハイレベルな選手達のピリピリしいい試合でした。
ピッチャーの与四死球は両チーム計5、失策数は両チーム計1、単純な数字ですが、流石に甲子園の常連チームです、素晴らしかった。
 
印象的だったのは報徳の外野の守備、再三に亘るピンチを外野守備が救った。情報戦全盛の現在、相手チームの打者の特徴はお互い把握済みで、守備位置もそれに基づくもの、にしても瞬時の判断、動き出しの一歩目はそれぞれの野手のセンスが大きい。
今日の勝因はこの外野も含めた野手の堅い守備、これに尽きます
 
 

 

 

 
 
 
エース大泉君を今回は登板させなかった名電の倉野監督、それほど伊東君の調子が良かった、試合後はセンバツでは珍しい涙にくれた伊東尚輝君、よっぽど悔しかったんでしょうね、夏またその雄姿を見せてください。
正確なコントロールと力のあるストレート、秋の東海大会よりもレベルアップしていました、いいピッチャーです
 
 
 
 
 
 
そういえばふと、報徳学園て愛知県のチームとの対戦多いなあと思い調べました
※1974( 昭和49 )年以降
 
 
 
センバツ
 
1981( 昭和56 )年 1回戦  3-5 大府
1989( 平成1 )年 2回戦   0-3 東邦
1997( 平成9 )年 準決勝   1-5 中京大中京
2009( 平成21 )年 準々決  6-5 中京大中京
2023( 令和5 )年 準々決  5-4 東邦
2024( 令和6 )年 1回戦  3-2 愛工大名電
 
選手権
 
1981( 昭和56 )年 準決勝  3-1 名古屋電気(現・愛工大名電)
2018( 平成30 )年 3回戦  7-2 愛工大名電
 
 
 
通算5勝3敗、名電には3戦3勝、接戦が多い
 
 
 
思い出は81年の金村のチーム、同い年なだけに強烈な印象を残しています
 
春は槇原の大府と対戦し、夏は工藤の名電と対戦しました
『 工藤なんて速くない、槇原の方が凄かった 』、金村の強がり発言も当時聞きました(笑)
 
あの年のチーム
 
報徳は金村、東郷、石田、永田、大谷、高原
名電は工藤、山本、中村、高橋、寺迫
 
 
 
両校の校歌はソラで歌えます(笑)、今日も聞いていて感慨深かった・・・