未来の侍ジャパン対決

 

 

 

 

 

阿南光 11-4 豊川

 

 

投打の注目選手がいる両チームの対決、その注目選手二人ともナイスパフォーマンスでした

 

 

阿南光のエース吉岡君、角度のある重いストレートと変化球で打者を翻弄する投球は評判通りでした、ただ今日は少しコントロールが定まらず、手加減しながらの投球に見えました。甲子園のマウンドにまだ慣れていないのかな、二回戦以降もっとエンジン全開のピッチングを期待します

 

 

 

 

豊川のモイセーエフ君、戦前からメディアに取りあげられること数知れず、17歳の青年にはプレッシャーもあったと思う、でも初球からフルスイングの姿勢は見ていて清々しかった。劣勢の8回に放った一発、古い言葉ですが正に “ 千両役者 ” 。

彼が打席に入るときのどよめき、盛り上がり、甲子園で久しぶりに見るスーパースターの貫禄があります

 

 

 

 

吉岡君とモイセーエフ君の対決、今日は吉岡君の勝ち。

 

あの鋭いフルスイングに恐れることなくズバズバ攻めこみ、スプリット、ツーシームで翻弄し5打席で3三振、一発は浴びたもののチームの勝利に貢献する完投勝利、後半少しスタミナ切れを起こしたのはこの時期ならまだ仕方ない事。夏は徳島の先輩、森煌誠投手のような本格派投手を目指してほしい

 

渾身のフルスイングをして3三振、でもレフトポール際へ放り込んだライナーは、本当に飛ばなくなったバットなのか?と思わせるような凄い当たり、バッティングに関しては悔いはないのではないか、今後の課題は初回にやってしまったセンターでの危なっかしい守備、でも守備は練習の積み重ねでレベルアップ出来る、俊足、強肩、強打の外野手として秋にはドラフト上位指名を受けるような選手になってほしい

 

 

 

 

モイセーエフ君の大会1号に刺激を受けた打者はきっと多いはず。

大阪桐蔭のラタナヤケ君、愛工大名電の石見君、常総学院の武田君、飛ばなくなったバットでのバッティング技術の競争、大いに結構、打ち勝つチームを見たい

 

 

 

負けてしまった豊川高校、地元愛知三河のチームだけに辛口評価をします

 

 

 

元々弱い投手力を打撃でカバーしてきたチーム、今日も登板した5投手が11四死球、これは頂けない

 

 

 

 

98年の豊田大谷も投手力はイマイチも強打のチームでした。

大井、川上、古木と強打者を並べた打線が頑張り夏ベスト4まで行きました。あの時は軟投派エースの上田投手が驚異的なスタミナで連戦をこなし粘り強く投げ続けた、その姿に仲間が応えた

 

 

 

 

今年の豊川投手陣はもっとチーム内で競争意識を持った方がいい、俺が絶対にエースなんだと自己主張するぐらいの気概を持ってほしい。

今日のような試合内容では、夏に私学四強には勝てないし、同じ三河の桜丘や豊橋中央、愛産大三河にも勝てませんよ。

OBのギャオス内藤さんや、10年前のエース田中空良さんのようなお手本がいます、

打線は素晴らしいのだからもっと投手陣がレベルアップし、夏もう一度この舞台へ来てほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

明豊 -0 敦賀気比

 

 

 

 

 

 

高崎健大高崎 4-0 学法石川

 
 
 
 
 
 
第一試合以外は今日もロースコアの締まった試合が多かった。勝敗を分けたのはミスをしないこと、改めて甲子園での守備力、投手力の重要性を認識いたします
 
 
 
 
 

そういえば第一試合の映像に、侍ジャパンの井端弘和監督の姿がありました

 

U18の試合を観に来るなんて、まさかただの高校野球ファンとして来ているわけではないでしょう、将来の代表候補の発掘?

 

・・・・・・ということは、もうこの先暫くは代表監督のポジションは安泰なのかな