== 第96回選抜高校野球大会 ==
3月18日開幕のセンバツ高校野球大会、組合せ決定
注目選手の紹介と優勝校予想をしたいと思います
※学年は3月現在の学年です
注目選手⑲ … 田中 遥音 投手( 京都外大西2年 )
175cm67㎏、愛知県春日井市出身
京都外大西のサウスポーで思い出すのは、中日ドラゴンズのエース大野雄大投手。
大野投手も2006年78回センバツで甲子園初マウンドを踏んでいます
愛知出身の田中遥音( はると )君も当然ドラゴンズのエースの事は知っている、でも同じ高校だったというのは入学するまで知らなかったとか(笑)。
周囲からは大野二世と評価されるも、本人が憧れたのは一学年上の大阪桐蔭、前田悠伍投手、今春からプロのソフトバンクで活躍するであろう前田投手が好きで堪らない、マニアと自認するほどの惚れ込みようで、投げ方からグラブの型や色まで真似るほど、ただまだまだ前田悠伍投手の域には達していません。これからどこまで前田投手に近づけるか、精密なコントロールとマウンド度胸は一級品、大きくレベルアップしてほしい
注目選手⑳ … 石見 颯真 外野手( 愛工大名電 2年 )
177cm、75㎏、滋賀県守山市出身
倉野監督曰く『 ボールを捉える技術は図抜けている 』
名電の左の巧打者といえば大先輩のイチローさんが思い浮かびますが、石見颯真( いしみそうま )君の真骨頂は “ フルスイング ” 。オリックスの来田涼斗選手が目標だという豪快なフルスイングは当てに行くバッティングはしない
東海大会は11打数6安打、打率.545と打ちまくった。準々決勝、日大三島戦のライトスタンドへ放り込んだホームランは圧巻でした。
1年からレギュラーで甲子園も経験、でも甲子園の5試合では14打数3安打と結果を残せなかった。今大会に掛ける想いは強い
ライバルは自身の後を打つ四番の石島健君と豊川のモイセーエフ・ニキータ君、
又、神宮で優勝した星稜の佐宗投手との対戦も熱望、どちらと対戦するにしても決勝に進むしか無い
注目選手㉑ … 松田 収司 投手( 北海 1年 )
178cm、69㎏、北海道訓子府町出身
新チーム発足時、監督から真のエースはまだいないと評されたチーム、前チームの大黒柱、熊谷投手の存在があまりに大き過ぎた
寮でその熊谷先輩と同室だった『 背番号11』の松田君がどうやらチームのエースとして『 背番号1』を継承しそうです。
昨夏甲子園のベンチメンバーに選ばれたものの出番は無し、しかし熊谷先輩から、
これがエースだという姿を見せられ期するものがあったのでしょう
秋は8試合中7試合に登板し防御率は1.50
最速141キロのストレート、一塁側に寄せたプレートから投げるスライダーは右打者の肩口から、左打者にはストライクゾーンの外から入ってくる鋭い曲がりの魔球。
制球も良く、神宮大会では関東王者の作新学院相手に9回7安打無失点と好投。
本格的な投手経験はまだ1年未満、熊谷先輩から変化球も教わりまだまだ伸びしろの大きい大器、甲子園初戦の相手は大阪桐蔭。ラマル君との対決が楽しみです
優勝校予想
◎ 広陵( 広島 )
〇 創志学園( 岡山 )
▲ 常総学院( 茨城 )
△ 八戸学院光星( 青森 )
× 神村学園( 鹿児島 )
× 大阪桐蔭( 大阪 )
× 明豊( 大分 )
× 星稜( 石川 )
× 関東第一( 東京 )
組み合わせから、中国対決となりました
複数の好投手を擁すチームと甲子園実績充分の中井、門馬両監督、最後は攻撃力の差で広陵かなと推理しました
又、常総学院OBの島田直也監督、宮城県の重鎮佐々木順一郎監督の学法石川、山下智茂さんの息子さん、星稜の山下智将監督と、監督采配に注目したいチームも多い
ベスト8は
八戸光星、近江、明豊、創志学園、中央学院、広陵、神村学園、常総学院
と予想
初戦の好カードは
八戸光星 = 関東第一
敦賀気比 = 明豊
広陵 = 高知
京都国際 = 青森山田
神村学園 = 作新学院
大阪桐蔭 = 北海
愛工大名電 = 報徳学園
今大会から使用される低反発金属バットの影響が見どころ
ロースコアの試合が多くなると思います、もしかすると木製バットを使用する選手がいるかもしれません