== 第96回選抜高校野球大会 ==
3月18日開幕のセンバツ高校野球大会
注目の選手を取り上げたいと思います
※学年は3月現在の学年です
注目選手⑯ … 蔵並 龍之介 投手( 中央学院2年 )
186cm90㎏、東京都足立区出身
投手経験は高校入学後、中日ドラゴンズ高橋宏斗投手を彷彿とさせる、肘を畳んだ
“ 野手投げ ” でコントロール重視のピッチングと見えますが、最速148キロのストレートは打者の高めで伸び、落差のあるフォークは打者の膝元から落ちる。
でも本人が強く意識しているのは、地元千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手なんだそうです。足の上げ方や踏みこむステップ幅はまだまだ研究中
投手経験2年でこのピッチング、今が伸び盛りの末恐ろしい逸材です
注目選手⑰ … 飛田 優悟 外野手( 関東第一 2年 )
175cm、70㎏、神奈川県川崎市出身
俊足、強肩、広い守備範囲、巧みなバットコントロール、卓越した選球眼。
『 関一 』の、一番、センターの伝統を引き継ぐ巧打者
東京都大会8試合での成績は、31打数16安打、打率.516、10打点、4盗塁、飛田君の後ろ、二番坂本君、三番越後君、四番高橋君と続く上位打線は今大会屈指の強力打線。神宮大会では大阪桐蔭にも打ち勝ち、全三試合で二ケタ安打
投手陣が打ち込まれ作新学院には敗れましたが、飛田君が引っ張る、巧打、走塁、長打を絡めた分厚い攻撃スタイルは全国にアピール出来ました。
低反発バット元年の今大会、このチームの攻撃力に注目しましょう
注目選手⑱ … 吉岡 暖 投手( 阿南光 2年 )
182cm、78㎏、徳島県阿南市出身
『 暖 』と書いて読みは『 はる 』、正に春センバツ大会を象徴するような名前
長身のオーバーハンドから投げおろす角度のあるMAX146キロのストレートは、球速以上に速く感じます。
吉岡君の投球フォームを見て、ある投手とイメージが被りました
同じ徳島県の一つ上の先輩、徳島商の森煌誠君。昨夏甲子園で強打の愛工大名電を抑え勝利した剛球投手。序盤の腕の振りなどは吉岡君の方が速く感じます、真夏の試合で後半になっても球速が落ちなかった森投手のようなスタミナが強化出来れば、この選手も未来のスター選手候補となりそうです