JRAの重賞、オープンはほぼ全てのレースに馬券参戦しますが、

たまに『 買うのやめよかな・・・ 』と思うレースがあります

 

* 10頭立て未満

* 一年前と同じようなメンバー 

* ベテランが強くリピーターが上位にくるようなレース

 

 

 

今週の東西メインは阪急杯と中山記念

 

阪急杯は、これがGⅠの前哨戦なの?と思うようなメンツ

 

中山記念も、ソールオリエンスとエルトンバローズ、二強は本番( 大阪杯 )を見据えた仕上げ、人気ほど安泰ではない。

『 新顔 』となる4歳馬はこの二頭とエエヤンのみで、あとはお馴染みのメンバー

 

開幕週なのに天候も不安定、馬場状態も読み辛く、馬券の購入意欲を削がれるレースとなりました

 

普段なら『 あ~ぁ・・・ 』なんですが、今年はこのレースがありました

 

 

 

日本馬が5頭も参戦している、サウジカップ

 

 

 

 

昨年日本のパンサラッサが戴冠しましたが、今年は地元サウジアラビアやアメリカも本気で勝ちに来ています、こちらは馬券的にもとてもおもしろそう

 

 

 

 

 

サウジのダートは矢作先生曰く、粒子の細かい砂にウッドチップを混ぜたダート。

あまりキックバックも飛ばないスピードに寄ったダート。

ドバイのダートや日本の砂のダートとはまるで違う異質のトラックだと

 

 

 

 

『 アメリカと一緒でスピードが必要と強く感じた。先行力かつ持久力。前に行って、どれだけ粘れるか 』というご見解

 

ヴィクトワールピサが勝った当時のドバイのオールウェザーのコースや、ケンタッキーのチャーチルダウンズ競馬場のダートに近いんでしょうか?

 

 

 

そうなると日本馬の適性にも差が出そうで

 

ウシュバテソーロ下矢印

レモンポップ上矢印

デルマソトガケ上矢印

メイショウハリオ下矢印

クラウンプライド右矢印

 

こんな感じでしょうか?

 

 

 

ただ今回は逃げ先行馬があまりに多い

 

又、人気の中心、先行脚質のホワイトアバリオが①番ゲートに入ってしまった。そしてスピードを活かしたいレモンポップも③番ゲート、普通なら恵まれたとも感じるこのゲートの並びだが今年は前に行きたいクチが多い。上位人気馬には嫌な予感

 

今年は差しが決まるんじゃないか?、砂質が少し変わりパワー寄りの馬場になったなんて情報もあり、そうなると先行馬同志の決着にも ❓ ❓

 

 

 

こんな予想になりました

※馬番とゲート番は異なります

 

 

 

◎  ⑭ホワイトアバリオ( アメリカ )

 

 

 

 

昨年のBCクラッシックの勝ち馬です

 

見た目以上の圧勝でした。今回は最内ですがおそらく二番手辺りからひょいと抜け出す姿が想像出来ます、二着は外から追いこむセニョールBかな

BCクラッシックで二着に食い下がったデルマソトガケ、当時は本調子じゃなかったのか反応が鈍かった、今回はもっとやれていい

 

 

 

〇  ⑫セニョールバスカドール( アメリカ )

▲  ⑨ナショナルトレジャー( アメリカ )  

△  ④デルマソトガケ( 日本 )

×  ③ディファンデッド( サウジアラビア )

×  ①カーメルロード( サウジアラビア )

×  ⑬ウシュバテソーロ( 日本 )

 

 

 

馬券は、⑭⇒馬単5点、⑫の単複、三連単⑭=⑫1・3着⇒⑨④③①⑬10点

 

 

 

 

 

 

 

【 阪急杯 】

 

◎  ⑨サトノレーヴ

〇  ①ウインマーベル

▲  ⑯アサカラキング

△  ⑮ダノンティンパニー

×  ⑦スマートクラージュ

×  ⑤メイショウチタン

×  ⑪ボルザゴフスキー

 

 

 

【 中山記念 】

 

◎  ⑨エルトンバローズ

〇  ⑤ヒシイグアス

▲  ①レッドモンレーヴ

△  ⑧マテンロウスカイ

×  ⑦ドーブネ

×  ⑫ボーンディスウェイ

×  ⑩ラーグルフ

 

 

 

 

 

 

 

サウジアラビアといえば、イスラム教の聖地メッカがあり、厳格で宗教色の強い国というイメージで、同じ中東湾岸諸国のUAEやカタールの、煌びやかで商業主義的なお国柄とはかけ離れているという感じでしたが、近年、観光やスポーツ文化にも力を入れ始め、その一環で創設されたのが競馬のサウジカップデー

 

 

 

 

 

 

オイルマネーを背景とした高額な賞金もあって日本からの参戦も年々増え、今年は過去最高の22頭が6つのレースに出走予定となりました( サウジCのメイショウハリオは回避 )

 

また、ボクシングの世界タイトルマッチの興行を誘致する計画も進行中で、日本の井上尚弥選手の防衛戦も組まれる可能性があります

 

そういえば、サッカー女子W杯アジア予選の日本-北朝鮮戦、ピョンヤンでの開催が出来なくなり、AFCが土壇場で開催地を決めたのがサウジアラビアのジッダでした。こんなところにもスポーツイベントを積極的に受け入れていこうというこの国の姿勢が伺えます

 

 

 

サッカーの代表チームはアジアではもう強豪で、22年カタールW杯では予選リーグとはいえ優勝したアルゼンチンを破る快挙

 

 

 

 

国内のプロリーグにはクリスティアーノ・ロナウドやネイマールというビッグネームが移籍し、着実に力を付けてきており、日本、韓国、イランと肩を並べていたアジアの4強が頭ひとつ抜け出しかけています

 

 

 

ガチガチに宗教に固まった封建的な体制から、外国資本も取り入れ、多様な文化も容認し、人権にも配慮の出来る国に進化しつつあるというのは喜ばしいことです

 

いつか気軽に旅行出来るといいな照れ