== 第96回選抜高校野球大会 == 

 

 

 

3月18日開幕のセンバツ高校野球大会

 

注目の選手を取り上げたいと思います

 

※学年は2月現在の学年です

 

 

 

 

 

注目選手⑩ … 堀田 昂佑 投手( 広陵 年 )

 

 

 

 

183cm81㎏、広島県広島市出身

 

U15日本代表でも活躍し、昨夏の甲子園でも登板したこの評判の1年生投手、

公式戦初先発は中国大会決勝、エース高尾君頼みのチームにとって、新チームの今後の行方がかかる状況でした

 

プレッシャーのかかる場面でしたが、可愛らしい顔に似合わない度胸満点のピッチング、最速143キロをマークしたストレートと落差のあるスプリット、チェンジアップを駆使し、111球4安打1失点で完投、チームを中国大会初の三連覇へと導いた

 

ただでさえ投手優位の大会となる傾向にあるセンバツ大会、今大会からは低反発バットも導入され、益々好投手を擁するチームが優位となります

 

高尾君、堀田君が二枚看板となる広陵が優勝候補筆頭じゃないかと・・・

 

 

 

 

 

注目選手⑪ … 武田 勇哉 内野手( 常総学院 年 )

 

 

 

 

182cm、87㎏、千葉県船橋市出身

 

昨秋の関東大会準々決勝、相手はプロ注目の打者石塚君が4番に据わる花咲徳栄。

石塚君は初戦の横浜戦で、2打数2安打3四球2打点とプロのスカウトの前で派手な活躍、この試合でも4打数3安打1盗塁と存在感を見せつけます

 

ライバルに見せつけられっ放しとはいかない武田君も気を吐く。

花咲徳栄投手陣を打ち込み、5打数3安打4打点、6回にはレフトスタンドに一発を放ち関東大会6打点、準決勝で作新学院の小川投手に抑えられベスト4で終わりましたが、センバツ出場を引き寄せたチームの大黒柱

 

長打力だけでなく俊足でスキのない走塁も大きな武器、同世代の石塚君や小川投手には絶対に負けたくないという想いも強く、本番の甲子園で実力を示してほしい

 

 

 

 

 

注目選手⑫ … 今朝丸 裕喜  投手( 報徳学園 年 )

 

 

 

 

187cm、74㎏、兵庫県神戸市出身

 

最速150キロ超のストレートを投げこむ本格派投手ですが、

普段の投球は140キロ台のストレートでコーナーを付き、多彩な変化球で仕留める “ 技巧派 ” のピッチング、力まずに投げる事で、精密なコントロールと長いイニングを投げられる体力を誇る、先発完投型のピッチャーです

 

でも彼の背番号は『 10 』二番手投手、エース間木君の存在があっての今朝丸君。

 

広陵に匹敵する二枚看板の報徳学園、打線が奮起すれば二年連続の決勝進出も大いに近づきそうです