年明けの1月26日( 金 )
出場校を決める選考委員会が行われます。
あと1ヶ月、もう春の足音が聞こえそうです
12月4日の予想から、その後他のメディアなどでも議論が起きている地区をもう一度掘り下げてみます
注目① … 東北の3校目
【 東北 】 … 出場枠3
青森山田( 青森 ) 8年ぶり3回目
八戸光星( 青森 ) 5年ぶり11回目
ここまでは多分確定
学法石川( 福島 ) 33年ぶり4回目
3校目はベスト4の一関学院( 岩手 )と学法石川( 福島 )の比較。実力は互角と見えますが戦力比較ではなく、一関学院の場合、青森二校との組み合わせだと北に偏ってしまう地域性で不利、学法石川が33年ぶりの出場を決めると見ます
と予想しましたが
安定感のある複数の投手を擁する一関学院を推す声もある、その場合は
一関学院( 岩手 ) 16年ぶり3回目
となる
でも、最後は学法石川で落ち着くんじゃないかな、
東北の高野連は昔から地域のバランスを重視する傾向にあります。北に偏った選考は無いとみます
注目② … 関東・東京の6校目
【 関東・東京 】 … 出場枠6
作新学院( 栃木 ) 2年連続12回目
山梨学院( 山梨 ) 3年連続7回目
常総学院( 茨城 ) 3年ぶり11回目
健大高崎( 群馬 ) 2年連続7回目
関東一( 東京 ) 8年ぶり7回目
ここまでは多分確定
桐光学園( 神奈川 ) 23年ぶり2回目
千葉優勝の中央学院と神奈川優勝の桐光学園に絞られ、決勝進出の山梨学院とタイブレークの接戦だった桐光学園が地域性も加味し5校目になると推理します
各地区の優勝校が激突した、秋の全国大会 “ 神宮選手権 ” で作新学院が関東一高を下してもいて、6校目は関東大会から選出されるべきでしょう
と予想しましたが
複数の好投手を擁する中央学院を推す声も多い、センバツは昔から好投手の居るチームを選出する傾向があり、これでいくと中央学院も侮れない、その場合は
中央学院( 千葉 ) 6年ぶり2回目
となる
今回出場確実な学校は北関東に偏っている、南関東の千葉と神奈川で、それぞれ県のチャンピオンとなった同じようなハイレベルのチーム、これは難しいぞ・・・
皆さんはどう思われますか?
注目③ … 北信越の3校目
【 北信越 】 … 出場枠2
【 神宮大会枠 】 … 出場枠1
星稜( 石川 ) 2年ぶり16回目
敦賀気比( 福井 ) 4年連続11回目
ここまでは多分確定
日本航空石川( 石川 ) 6年ぶり2回目
準決勝敗退の二校も石川と福井。昨春出場した北陸( 福井 )は星稜に1-6の敗戦。一方航空石川は敦賀気比に3-4延長タイブレークで敗戦、又県決勝でも星稜に5-6でタイブレークの末の敗戦だった。もう決勝進出二校と同じくらいの実力と判断してもいいのでは
と予想しましたが
やはり東北や関東同様、複数の好投手を擁する北陸を推す声も多い。その場合
北陸( 福井 ) 2年連続3回目
となる
個人的推察は、やっぱり航空石川だと思います。決め手は、
戦績重視か?、投手力重視か?、の比較ではなく “ 地域性 ”
この冬の寒波で航空石川のある輪島市は近年に無い大雪被害が出ているそうです。
“ 困難克服 ” や “ 地域の希望 ” というテーマは21世紀枠に限ったことでは無く、一般選考でも時折見られる選考理由となります
注目④ … 近畿の6校目
【 近畿 】 … 出場枠6
大阪桐蔭( 大阪 ) 4年連続15回目
京都外大西( 京都 ) 18年ぶり7回目
京都国際( 京都 ) 3年ぶり2回目
耐久( 和歌山 ) 初
報徳学園( 兵庫 ) 2年連続23回目
ここまでは多分確定
履正社( 大阪 ) 2年連続11回目
まず、優勝した大阪桐蔭と接戦だった報徳学園が有力、残る一枠を近江と履正社で争うと見ますが、ここは難しい、総合力で履正社とみました
と予想しましたが
他のメディアなどでは、近江を推す声が圧倒的に多い。
投手力はそんなに差が無いように見えますが、近畿大会で結果を残した近江投手陣に比べ、履正社の投手は打たれたイメージが強くあまり印象が良くない
それと地域性、大阪は2校目となりこれも不利だという
僕は京都から2校選出されそうなので、京滋としてひっくるめて見る高野連は地域性を気にしないんじゃないかと見ていましたが、どうもそうではないみたい。その場合
近江( 滋賀 ) 2年ぶり7回目
となる
う~ん、やっぱり近江なのかな~?、春夏ともに過去決勝進出経験がある滋賀の名門校、滋賀県勢初の甲子園での戴冠も観てみたいが、大阪桐蔭を凌駕する程の強力打線の履正社も甲子園で観たい
注目⑤ … 21世紀枠
【 21世紀枠 】 … 出場枠2
別海( 北海道 )
水戸一( 茨城 )
困難克服のパターンと、進学校の文武両道パターン。今回はこの二校で結構自信あるんですけど、後者のパターンでもしかしたらというのが
仙台一( 宮城 )
70年以上前に三度夏の選手権に出場経験のある伝統校です、県内屈指の進学校で、文武両道のパターン、ここ数年県大会は上位常連で伝統復活かという勢いです
注目選手① … モイセエフ・ニキータ選手( 豊川2年)
愛知県刈谷市出身、180cm、82㎏、左投左打。ご両親はロシア出身
とにかく身体能力が高い、俊足で強肩、バットコントロールが巧みな巧打者。
好きなプレイヤーがソフトバンクの柳田選手なんだそうです。
もっとパワーが付けば柳田選手にも近づける。来年のドラフト候補
注目選手② … 桜田 朔 投手( 青森山田2年)
青森県五所川原市出身、183cm、73㎏、右投右打。
『 サクラダ サク 』一度聞いたら忘れない個性的な名前、東北大会では二番手投手、背番号は『 10 』だった。東北準決勝ではエースの関投手が2安打完封、これで闘志に火が付いた。東北決勝では永遠のライバル光星相手になんとノーヒッター、力のある速球よりも頭脳的なピッチングが光る
ライバル校にも二枚看板の好投手、自チームにもライバル投手、皆がレベルアップすれば甲子園での青森対決( つまり決勝 )も夢ではない
注目選手③ … ラマル・ギービン・ラタナヤケ選手( 大阪桐蔭2年)
愛知県名古屋市出身、180cm、92㎏、右投右打。ご両親はスリランカ出身
高校生離れしたパワーで、ゲレーロJrとのニックネームがあるとか。魅力は打撃の飛距離、右打者で右中間に長打を打てるスラッガー
又、明るいキャラでチームのムードメーカーでもある
期待の1年生と騒がれ、昨年もセンバツに出場しましたが、ほぼベンチ。
夏は府の決勝で負け甲子園ではまだ結果が出ていない。このセンバツに掛ける想いは人一倍強いはず
憧れる森友哉先輩のような活躍を期待します
まだまだ注目選手います、改めて