子どもの頃からスピリチュアルなことに傾倒し

 

雑誌『 ムー 』や『 心霊写真集 』、漫画『 うしろの百太郎 』を愛読した少年時代

 

 

 

大人になっても映画『 ゴースト 』や『 シックスセンス 』に惹かれてしまう、変なオヤジですが、自身は霊感など殆ど無く、いつも想像の範疇であれやこれやと迷想しております

 

 

 

ただ過去4回、不思議体験をしたことがあります

 

 

 

 

 

【 金縛り体験 】

 

12~13歳の頃、昼寝をしかけうとうとしていると突然体が動かなくなり、何かが体の上に乗っかかってくる感覚、耳元からは讃美歌らしき音楽が聞こえだしました。天上から天使たちが降りてくる『 感覚 』もあり、でもその時は恐怖しか感じず、体に自由が戻り覚醒した後は本当にガクガク震えました

 

その後も度々金縛りに合うようになり、一番最悪だったのがやはり中学生の頃、寝ていると突然体を上から押さえつけられるような『 重み 』を感じる事数回、両足首を誰かの手に捕まれ引っ張られているのが見えたことも・・・。その時のビジュアルはハッキリ覚えていて、長袖の赤白縞模様の袖と手が見えました。

 

数か月後、弟の話に衝撃を受けます。林の中で幽霊と遭遇する夢を見た、その女性の幽霊は赤白縞模様の服を着ていたんだと・・・滝汗

 

 

 

当時の金縛りには2パターンあって、ただ単に体の自由が効かなくなる時と、明らかに何かに上から乗っかられていると感じる時

 

前者のパターンは40代の頃まで度々起こり、これは疲労とか睡眠の質が関係しているのだろうと解釈していますが、後者は10代の頃によくあり、その後加齢とともになくなりましたが、今でもあれは心霊体験であったと思っています

 

 

 

 

 

【 霊感の強い彼女 】

 

35年くらい前、付き合ってた彼女がいました

 

ある日、僕のアパートで二人で居ると、突然泣き叫び出す

???、どうした?と駆け寄ると、壁の中から誰かに引っ張られる!、という

 

その時腕を見ると、赤くミミズ腫れの模様が浮き出ている、この時は流石に僕も恐怖を感じ、すぐに二人でアパートを出ました

 

 

 

またある日は、地元で有名な夜景スポットへドライブ

 

暫く周囲が林の山道を走っていると、又泣き叫ぶ

林の中に多くの幽霊が居るという、途中でUターンし夜景スポットは断念しました

 

この場所は戦没者慰霊碑があり、よく慰霊祭も執り行われる場所でした

 

 

 

彼女はいわゆる『 見える体質 』で、子供の頃からよく見えていたそうです

 

もしかして、オレの心の内も見えていたんだろうか・・・滝汗

 

 

 

 

 

【 座敷わらし? 】

 

長女がまだ5歳くらいだった頃

 

夜中にトイレに立ち寝床へ戻る途中、居間で長女とすれ違いました。なんだあいつもトイレかと思い、でも何気なく寝室を覗くと、女房の横でしっかり寝ている

 

えっ、じゃあ今の誰?・・・

 

身長といい、頭の形といい、暗くて顔はよく見ていませんでしたが、間違いなく長女だと思っていました滝汗

 

 

 

ウチのアパートの上の階に小さな子供の居るご家族が住んでいました。

元気な子供達で、走り回るとドンドンと結構響く、夜遅くまで走り回る事があり、気になりましたがでも苦情を言ったりはしなかった

 

ある日の夜中、寝ているとまたドンドンと走り回る音

 

こんな夜中まで元気だなあと、翌朝女房に、上の子たち昨日夜中も走り回っていたぞと告げると

 

えっ、上の階の人たち先月引っ越して、今上の階空室だよと真顔

 

昨日の夜中の音聞こえなかった?、と聞くと、聞こえなかったと

 

 

 

その後も度々子供が走り回る音が聞こえ、夜昼関係なく聞こえるようになりました

 

女房も聞いた事があり、でも恐怖は全く感じず、何だか微笑ましくも感じる

 

ウチの子供たちを守ってくれているのかなあと勝手に解釈していました

 

 

 

 

もう最近はこの音が聞こえる事も無く、この家を離れてしまったんだろうか?、と少々寂しい思いもありますが、そういえばこの家に何かの存在が居る間は、長男のてんかん発作が起きませんでした

 

 

 

長男も長女も幼い頃、よく部屋の上の方を見上げ、ニコニコしている事がよくありましたよ

 

 

 

 

 

【 おじいちゃん 】

 

父方の祖父、この人は僕にとってとても存在感の大きい人

 

1979年に亡くなりましたが、とても優しい人でした

 

 

 

長男が病気になった時、仕事で行き詰まった時、自分の力でどうにもならないような時によく写真を見ては祈り、縋っていました

 

長男のてんかん発作が再発し酷かった時も、縋る想いで祖父の写真に手を合わせました

 

 

 

ある日、祖父の夢を見ます

 

 

 

とある街角で祖父を見かけ、じいちゃん久しぶりだねえと話しかけると、

そこに着いたバスに乗って、笑顔でじゃあねと去って行く祖父

 

少し切ない感情が込み上げましたが、そこで夢は終わり

 

 

 

目が覚め、今見ていた夢を思い返し、そうか祖父は出来の悪いこの孫の為に、少しの間戻ってきてくれたんだなあと、もう心配はいらないからねと、戻っていったんだと、そう解釈しました

 

 

 

数日後、久しぶりに家族でオフクロを訪ね、何気ない話をしていると

 

 

 

この間、おじいさんの夢を見たと言う。何でかねえ?、不思議だ、と

 

 

 

祖父とオフクロは姑と嫁の関係。でも旦那( 僕の父 )の実家を敬遠していたオフクロは、その実家から飛び出した祖父に同情していたらしい

 

本当に優しい人だったと、回想していました

 

 

 

同じようなタイミングで二人の夢に登場した祖父。

オフクロの一言を聞き、亡き祖父の愛を感じ、涙が溢れてきました

 

 

 

亡くなってからも、現世に居る孫が縋りついてくる、あの世でも安住出来なかったんでしょう、本当にごめんなさい。そしてありがとうねおねがい