こんばんは![]()
昨日の夕食は夫が作ってくれた。![]()
作ってもらうと
更に美味しいよね~。😋
普段何気なく
食べているハンバーグも
薬膳的にはどうなのかなー?
なんて考えてみた。
一般的に
豚肉と牛肉を7:3,6:4などの
割合で混ぜた合い挽きを使うハンバーグ
ですが、薬膳的なその効能は![]()
<豚肉>
五味:甘 <滋養強壮・痛みを止め緊張を緩める>
鹹(かん)<硬いものを柔らかくする・便通改善>
五性:平 <体を温めも冷やしもしない
その作用が穏やか>
体質:気虚<何らかの不調がある=
体力・抵抗力・筋力・熱量・気分等の不足>
津虚<津液の不足=喉の渇き・肌や唇の乾燥・
尿量減少・便秘・火照り感など>
<牛肉>
五味:甘 <消化器を補う・気血を補う・強壮・味の中和>
五性:平
体質:気虚
血虚<五臓六腑の栄養不足で引き起こされる=
脳への影響~不眠・多夢など不眠障害
皮膚や毛髪の乾燥・抜け毛・白髪・爪割れなど
※タンパク質やミネラルだけでなく
酸素が全身に行き渡っていない状態。>
豚肉も牛肉も気力体力を高めてくれる![]()
滋養強壮の効果がある
また、乾燥の原因で起こる不調を
胃腸の働きを改善するので、
咳を抑えたり肌のかさつきなどに効果的
玉ねぎ:
五味:甘
辛<体を温め体内に滞ったものを発散させる
流れを良くする>
五性:温<体をやや温める・痛みを取り緩和する
体の循環機能を高める>
体質:気滞<体の中の気が滞り五臓六腑が働きにくい
特に腹部膨満感有り
イライラ・鬱々・気分の起伏が激しい>
痰湿<痰・喘鳴・胸苦しい・しびれ・めまいなど>
※体を潤し関節や筋肉の働きを助ける「津液」
必要以上の津液は気や血の働きを邪魔する
この余分な水分が「湿」
湿が冷えて固まり
循環が悪くなったものが「痰」です
弱っている脾の働きを高め、気の巡りを良くする
食欲不振・胃もたれの改善・消化促進
今日は合い挽き肉と玉ねぎの
シンプルなハンバーグを考えてみた。
これにスパイスや時には豆腐
おから・キノコ類など入れてもオッケーだよ。
私は食欲が無い時でも
ハンバーグやかつ丼など、![]()
一見ハードに見えるのが食べたくなる。
これって、無意識に
身体が欲しているんだなぁって思う。
薬膳のお話は深くて、
とてもここだけでは足りないですが、
なるべく分かり易く書けたらと思ってます。![]()
