研修でのモヤモヤ…

今日は教員免許を更新するために必要な授業を受けに、大学で１日お勉強でした講義は全部で5日間あったんですが、今日が最終日

久しぶりの大学の講義、やっぱり１時間半の授業って長い…しかもそれが１日に４コマもあって、わたしのお尻は限界イタイヨー

この半分の時間とはいえ、普段はわたしが授業する側だからね…子どもに退屈させないような授業をしないとな、と改めて思いました

今回の講義はテーマこそ堅かったものの、主に『自分が教員として学校の中で役立っていますか？』『中堅として、リーダーシップが発揮できてますか？』みたいな内容でした

講師の先生は、女性でした女性で昇進する人って、本当にすごいと思います家事や育児もあるのに、仕事までできるなんてすごすぎる

でも、できる人特有の、なんていうかな…

『この歳になっても重要な仕事を任されないってことは、期待されてないってことよ。何年も経ってるくせに、やってることは新任と同じ！』

みたいな雰囲気をビシビシ感じました

わたしも治療を始める前までは、仕事に打ち込んで頑張っていたつもりです。大きな仕事をたくさん回されて、大きな授業も任されて、手応えのある難しいクラスをあてがわれて…それなりに期待はされていたと思います。

仕事は大変だったけど、毎日とても楽しかった。来年も担任してほしい。来年もこのクラスのまま進級したい。そう言ってくれる子どもや保護者がいて、頑張ってよかったと思えた。

でも、今のわたしは、お世辞にもいい教員とは言えない…妊活のために仕事はいつ休むか分からない。校長先生の配慮で、前までやっていた重たい仕事も全部外される。クラスも人数が少なく負担の少ないクラスになる。

校長先生がわたしの人生を思って配慮してくださったのはとてもありがたいです人数はだいぶ少なくなっちゃったけど、今のクラスも可愛い子たちばかりで、毎日とても楽しいです

でも、今のわたしの立場は、事情を知らない人からしたら、どう見ても左遷

わたしだって中堅として学校の役に立ちたい。授業だって行事だって、やりたいことはたくさんある。でも、妊活があるからそれもできない。しかも、こんなことになっている原因は、わたしじゃなくて主人。

途中から講義を聞くのが辛くなってきてしまい、今の自分の状況が悔しくて、涙が出そうになりました。

最後のレポートで、『あなたは今学校の役に立ててますか？これからどうすべきですか？』みたいな問題が出ました

本当は、嘘でもいいから学んだことを前向きに生かせるようなことを書くべきだって分かってたんです。

分かってたんですが、今のわたしにできっこないことを、『これからがんばっていきたいです！』なんて嘘つくみたいで書けなくて、わたしは正直に『わたしは何年も教員をやってきたけど、今は何一つ学校の役に立てていない。』というようなことをつらつらと書きました。書いている時も、情けなくて悔しくて、泣きそうになりましたが、正直に書けてスッキリしました。

あれを読んだ先生は、きっとわたしのことを（仕事が合わなくて、精神的に病んじゃったのかしら…）とか（仕事ができない人なんだな…）とか思うだろうな。レポートに妊活のことなんか書けないし。

ただ、時には人生うまく進まないこともある。仕事に100パーセント打ち込めない時だってあるし、そんな人がいるってことを、同じ女性として分かってほしいな…

今冷静になって振り返ると、あのレポートで点がもらえるのか不安になってきた…落第したらもう一回受けなきゃいけない

やばい笑

とにかく今日の講義はわたしにとって拷問のような時間でした。あー、今思い出しても辛い

明後日が移植日だからこんなんで落ち込んでる場合ではないんだけどね

そもそも、赤ちゃんも仕事もどっちもほしい！なんて、わたしのわがままなのかな。欲張るのはやめよう

さて、気持ちを切り替えて、前向きになるぞー