汚い話。
愛はあるがお金はない
お金はあるが愛はない
どちらを選ぶ?
とあり、私は前者でいたいと思ってきた。
でもいつかの母が言った。
「綺麗事よ。世論に嫌われたくないだけ。
お金があれば、どうにでもなるのよ。
お金がなければ、心もカラダも肌も痩せ醜くなる。
そしたら、破滅するわ」
言ってることを理解したくなかったし、そんなの嫌だと思いたかった。
でも、今は理解する。
理解しないといけない。
解散となり圭君がたまには歩こうかっと誘ってくれた。
「俺、彩花のおばあさん好きだよ。
何度か通っていて、温かい店だなぁって思ってた。
実は彩花の事もみてた。
ここに通う野郎はみんなおばあさんと彩花に会いに来てたと思うよ。笑
彩花はいつも凛としてて、でも秘密を抱えているのか儚げで、、」
もうお家についてしまう。
「彩花、、
その中の野郎の1人だけど、、
誰より幸せにするから、触れても良いですか?
」
頷くよりも早くいつもより深いキスをされた。
「結婚してください」
ベッドに倒され、覆い被さる彼から突然のプロポーズだった。
はい、と答えると同時に彼の背中に腕を回した