「お前いったいなんなんだよ!?」


「?」


彼女は、本当に彼の言ってる事が


分かってないようだ。


「だからぁ、なんでここに入れてんの?


かぎ閉まってるはずなんだけど」


「なんでって・・・・・普通にかぎ開けただけだよ?」


「いや・・・・普通にって・・・・」


「??」


彼女の普通は彼と違うらしい


ついさっきはっきりと


記憶に残るような声とちがって


今は無邪気な子供のような声だ。


「まって、俺の願いをかなえたって?」


「?。いったとおりだよ?」


「いや、そりゃそう願ったけど・・・・・」


「私は悠介君が好きだから悠介君の願いをかなえた


それだけだよ?


それに、私には悠介君のサポートをする義務があるの」


「サポート?」


「そう、あなたは選ばれたの!


私の主人に!」


「選ばれた?」


「まぁ簡単にいうと、ゲームの参加者にってこと」


「参加者・・・」


「参加者はこの学校のどこかに10名いるわ。


それにサポートする側も10名いる。」


「んで、そのゲームとやらの内容は?」


「喧嘩」


「えっ?喧嘩ってあの?」


「そう」


彼はそう聞いた時点で


もうどうでもよかった。


だから辞退しようとした。


「あっ、そうだ。辞退したくてもできないよ?


このゲームをやめるには


ゲームオーバーしかありえないから!」


「ゲームオーバー?」


「簡単にこのゲームの説明をするね


ゲームの参加者はサポーターも含め


20名。ゲームの内容は喧嘩。


参加者は一人ひとりほしい力を手に入れることが


できる。あっ、あなたの力は『爆』だから。


そして参加者はこの指輪をつける。


喧嘩を申し込んで、相手が了承したらバトルスタート。


反対にこっちから、バトルを申し込んで了承されたら


バトルスタート。バトルのルールは、相手の


指輪を奪うか、相手が戦えなくなるかのどっちかで


勝利。ちなみにバトルは学校内だったら、どこでも


OK。相手に指輪を奪われたり、戦えなくなったら


即ゲームオーバー。わざとまけたらきつーいお仕置きがあるから!


ざっとこんな感じかな?」


「俺の力が『爆』?」


「そう、『爆』の力を簡単に説明すると


触ったところにいろいろな爆弾が仕掛けられるから


結構有利な力よ」


「他の奴等の力は?」


「知ってるけど、私の口からはいえない」


「じゃぁ最後に質問。さっきから言ってる主人ってだれ?」


「よくぞ聞いてくれました!!


私の主人はこのゲームの主催者であり


この学校の理事長です!」


「へ、へぇ・・・・・・・」


彼はため息交じりの返事をするが、


さっきまでの彼と違い


これからの学校生活に


期待するかのような


こえのトーンだった。






でわ☆