夕陽を探しに、湖岸のお気に入り場所へと出かけました・・

                                                       

夏至も過ぎて太陽は最も北により、北回帰線の真上までやってきています
                                             
昼間の時間が、冬至のころと違って4時間以上も長くなっている。しかし、
夏至の頃は梅雨の真最中だから、日照時間はむしろ冬よりも短いのです。

                     
         
緋色・・・・・( ひいろ )        
茜染めのわずかに黄みをおびた、鮮やかな赤をさす色名。もとは
緋 (あけ)、真緋 (あけ)といい、明るさを意味する「あか」とおなじ

意味をもっていた。

だから、茜色と緋色との差はほんの少し・・、どちらの色名もいい。

緋は、「火」に通じ火色とも書く。 また「火」を、「思ひ」の、「ひ」に
かけて「思ひの色」ともよばれます。・・・・熱い情熱をたとえたもの
         
                                                   

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白い尾を引いた機影が雲の合い間、画像右上 雲の下に見える 
          
                                                                
夕方の落日に出会って、私は緋色だと感じた・・、夕陽は、茜より
緋に近くそう呼ぶほうが相応しい、それほどに濃くて明るい朱色・・

・・・英語では、「バーミリオン」といい、「スカーレット」にもあたる。

                                        
                            
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機影が彗星のように、白くて長い尾をひき・・・、東から西の空へと、
そして、私の正面に・・・。実はこれも待っている、間に合えば夕陽
と同時に撮りたいと
思っていた。結果、画像に収めることが叶う・・
                                         
                                                                 

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日も落ち飛行機雲も消えかけた頃・・・、この時を待っていてくれた
のか、一羽の野鳥が西から東に、その飛ぶさまが見えた

寝床に向かって急いでいるのだろうか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              
・・・・・・・「茜さす」は、日、昼、照る、君、紫 などにかかる言葉です。
         ( 緋を詠んだ歌はすくなくて・・、茜の歌に )


茜さす日の暮れぬればすべを無み

        千遍嘆きて恋ひつつそ居る 』 (万葉集 巻第十二)

        水無月、万葉集で締めてみました・・・chi、chi・・~☆


2008.06.28