新規事業を成功確率が高く、且つリスクなく立ち上げるには? | 企画書の書き方ラボ

新規事業を成功確率が高く、且つリスクなく立ち上げるには?

トンガリプロデューサー高橋です。

「下請けを脱却するための 新商品・サービスを開発したい。」

「次の収益の柱をつくるため 新規事業を立ち上げたい。」

企業が成長する上で避けては通れないのが

この「新規事業の立ち上げ」です。



高橋は、昨年、今年と

主に製造業の方たちに

9ヶ月かけて新商品を開発する

実践講座にてマーケティングサポートを行っています。



参加者の企業規模は、誰もが知っている超大手から

中小零細企業まで幅広いのですが、

抑えるべきポイントも、

また、悩むべきポイントも、

どの企業もだいたい一緒なんですね。

「いかに成功確率が高く、 且つリスクなく立ち上げられるか。」



ということが新規事業の立ち上げには

重要なんですが、

ここで必ず抑えておきたいポイントは、3つです。



1.自社の強みを活かせるか?
2.チャンスがあるか?
3.情熱を持って挑めるか!



そして、もっとも重要なのが

この3つをどういう順番で

新規事業を立ち上げるか?

です。



よくある失敗例としては、

例えば、

「自社は○○○という最新のマシーンを導入している。」

というコトが強みだから

ここから新規事業を立ち上げようとします。

ここで注意しなければいけないのが

先日もお話したように

「最新のマシーンを持っているコト」 =強みではないんですね



なぜかといえば、お客様にとって

最新のマシーンだろうが

なんだろうが関係ない。

「お客様が悩んでいること、希望していること」

を、解決してくれること

実際の強みになる訳です。



よく言われているのが、

「ドリルが欲しい人は、

もともとドリルが欲しい訳ではなく、

穴を開けたいんだ。」

ってことですね。

ですので、

「今解決しているコト以外で、

何かお客様の役に立てないか?」

または、

「今お付き合いしているお客様や業界以外で

お役に立てないか?」

と、いう視点が必要になってきます。



そして次に

「2.チャンスをモノにできないか?」

から新規事業を立ち上げようとします。

例えば、

「農業が流行っているらしい。」

「コーチングってのが流行るらしい。」

「twitterやfacebookが良いらしい。」

「ipadやiphoneユーザが増えてきた。」

「LEDライトが来るらしい。」



などなど、

そんな流行が毎日のように

テレビやネットで騒がれます。

こういう流行にのる場合の注意点は、

みんなが注目していて

すぐに競合が増え、価格競争がやってくる。

そこを見据えながら、



・先行者利益を奪いに行くか?

・低価格路線で、市場を一揆に奪いにいくか?

・さらにニッチな市場に特化していくか?



そこを戦略的に考えておかないと

痛い目を見てからでは遅くなってきます。

ここでのポイントは、

今ある資源をどう活かせるか?

そして、どんな困難が

何度おきても

乗り切れる情熱を持てるか!

にかかってきます。





要は、最終的には3番の

「情熱を持ってその事業をやりきれるか!」

が、もっとも重要で、

もっとも成功するためのポイント

になってきます。

熱い気持ちを持って、

新規事業の立ち上げ!

是非、実現しましょうね!