【an essay】
七夕の日、
紫陽花の尊い命に、ありがとうございます
つい先日まで、
鮮やかに、生き生きと咲いていた
紫陽花のお花は、
今、少しずつ瑞瑞しさを欠いてきています。
かつての若々しく、色とりどりだった
お花たちの個性は、影を潜め、
どのお花も、みんな、土のお色に近づきつつも、
なお、太陽の方を向いて、
誇らしげに咲いています。
只々、各々に与えられた命を
真摯に全うしている紫陽花の姿に、
心を打たれ、
とても、とても、尊く思えます。
“最後まで、素敵な命を示してくれて、
ありがとうございます”
そのような思いで一杯になります。
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ここまでご一読くださり、誠にありがとうございます。
今日は、七夕ですね
織姫様と彦星様とのお約束だけでなく
皆様の願いや祈りが叶いますよう
同じ空のもとより 心より願っております
すてきな七夕の一日となりますように
美喜