【an essay】
お隣のビルに映る一本の樹木に、
ありがとうございます
お隣のビルの窓に映る一本の樹木があります。
初めて見たときと比べると、
細くヒョロヒョロとしていた樹冠は、
太く逞しくなり、
まばらであった葉は、
力強く生い茂るようになりました。
まぁ~、まぁ~、
随分と長いお時間が経ってしまったのですね。
何時も、ビルの窓越しに、
こちらを見守ってもらえているようで、
頼もしさを覚えます。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
長い間、私の心の支えになってくれて、
ありがとうございます
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ここまでご一読くださり、誠にありがとうございます。
同じ空のもとより
貴方様のご多幸を心から願っております
すてきな「ありがとう」に巡りあえますように
美喜