ロサンゼルス・ドジャース(Dodgers)
このDodgerにはペテン師という意味があるそうですが、その他に「よける人」という意味もあるようです。
ドッジボールという競技も「ボールをよける」という意味なんですね。
もともとドジャースはニューヨークが本拠地で、ニューヨークは路面電車が多く、事故に遭わないために路面電車をよける人が多かったとか。
なかなか面白い。
で、フランチャイズをLAに移してもそのまま使っているようです。
そういえば西鉄ライオンズは福岡から所沢に移っても、西武ライオンズ。
南海ホークスは大阪から福岡に移ってもソフトバンクホークス。
チームの愛称は変わらないのもそこにあるんですね。
ひとつ例外なのはオリックスです。
阪急が身売りした当時はオリックスブルーウェーブでした。
この時は阪急ブレーブスと近鉄バファローズの一流選手を集めました。
阪急ファンは名称が変わることに心を痛めました。
本来ならばオリックスブレーブスとなってもよかったのです。
そして主として近鉄の流れを汲んだのが楽天イーグルスです。
となれば楽天バファローズとなってもよかったのですが、イーグルスになりました。
オリックスは当時神戸をフランチャイズとしました。
ですからオリックスは神戸のチームだという印象が強く残っています。
震災の時の「がんばろう神戸」のスローガンがまさにそうでした。
その後大阪ドーム(京セラドーム)に本拠を移しオリックスバファローズとなりました。
フランチャイズ所在地と名称を考えれば、オリックスこそ大阪のチームなのです。
一方阪神タイガースの本拠地は甲子園は兵庫県尼崎市にあります。
ただ球団事務所が大阪梅田にあるので大阪のチームとみなされていますし、
前身は大阪タイガースだからそれもまた当然です。
しかし優勝パレードでは御堂筋は阪神ファンで埋め尽くされました。
道頓堀でも飛び込むのはタイガースファンで、オリックスファンは飛び込みません。
オリックスファンだからと言って武庫川に飛び込んでも自殺ととられるだけです。
セパの人気の差が縮まっているとはいえ、リーグV3を成し遂げたオリックスは、かつての日本シリーズV3を成し遂げた阪急の強さに匹敵しますが、それでも大阪はセリーグが優勢なんですね。
東京は巨人でしょうけど。それでもヤクルト頑張ってますね。
道のない話でした。