ロシア軍のウクライナにおける侵攻がジェノサイドかどうか意見が分かれています。無差別大量虐殺が行なわている事実は認める一方、それが民族浄化と同一視してよいものかどうかなのでしょう。
古くはナチスドイツのユダヤ人虐殺はユダヤ民族根絶を目的としていたので、それをジェノサイドというのであれば少し違和感はあります。いま中国でのウイグル自治区で行われていることをジェノサイドと言えるかどうか、ユダヤ人に対するホロコーストと比べると少し違和感があります。それと同じ違和感がウクライナに対するロシアのジェノサイドという表現には覚えます。
ただエホバの証人の統治体がハルマゲドンを強調しているのは明らかにジェノサイドの精神です。自称「神の選ばれた民」である統治体は自分たちに意に沿わないものの根絶を願っているからです。
アンソニー・モリスの冷徹な微笑は彼の持つ野獣的資質を表してると言えるでしょう。彼が吹き消したマッチの火は、自分たちに言い逆らう人間を表しているのです。彼自身がそう述べています。