プーチンの命令に従ってウクライナに侵攻したロシア兵の中には命令だからただ仕方なく命を賭けています。
「兄弟」と思っていたウクライナを攻めることに心が痛む兵もいるでしょう。勿論「人を殺したがっている」サイコパスも交じっているでしょうが、そういう兵は仲間のロシア兵まで撃ちます。
プーチンの決定は、ロシアに対する世界の評価を著しく落としめ、過去15年にわたって地道に築き上げた経済を自ら砕き、スポーツや芸術分野で世界から締め出しを食らい、選手やアーティストたちもその全盛期の才能を開花できないでいる人も大勢います。「ロシア経済は安定している」というプーチンの言葉とは裏腹に、現実においてロシア国内でも物価は高騰し、人々は多くの楽しみを奪われました。
果たしてロシアの敵はウクライナなのでしょうか。ロシア国民を苦しめているのはウクライナでしょうか。その結果として生じた世界からのバッシングはロシアが世界から迫害を受けているというのでしょうか。
ロシアの敵はプーチンです。
同じ事がエホバの証人でも当てはまるでしょう。かつては「兄弟」と呼んでいた人を忌避したり、その裁断を降したりしなければなりません。多くの現役は統治体の指示に従い、完全忌避も行ないますがそれは決して心から進んで行なっているのではありません。相手が友人や家族ならなおさらです。
しかし忌避対象になっている人に同情する人はたとえ現役でも「撃つ」のです。
統治体の提供する生き方は多くの才能ある若者の開花を摘み、とにかく開拓奉仕を勧めます。その開拓奉仕で自分の才能を発揮できるかと言えば決してそうではなく、割り当てなどでも統治体の提供するものを忠実に話さなければならないただの伝達係になり下がります。。誰が行なっても同じ内容しか聞けません。
今の強欲と権力欲にまみれた“JW-邪悪なユダ”である統治体は、エホバの証人が過去に積み重ねてきた褒めるべき伝統をも台無しにしています。そのことはカネに行き詰った統治体が事実上の会費制を導入したことでもわかります。王国会館や大会ホールは周囲への証言の場でもあったはずですが、統治体の欺瞞とその愚かな政治により信者は離れ売却しなければならなくなりました。
レットはしきりにサタンが敵であり、その敵はテロリストや麻薬常用者やマフィアであるかのように集まっていると吹聴しましたが、エホバの証人とエホバの名そのものを貶めているのは紛れもなく統治体です。であればエホバの証人の敵は「世」ではなくて統治体だということになります。
マフィア、麻薬常用者、テロリスト、そしてスカンクは統治体を描写する言葉としては適切です。
現役のエホバの証人を苦しめ、周囲からの「迫害」の原因を作っているのは統治体です。ロシアでのエホバの証人の“迫害”にしても今の統治体の恐怖政治とその偏った信条ゆえにもたらされたものです。
プーチンの正体が明らかになり、そのような独裁者に全世界から手紙を送るように指示したこともかえってロシアを頑なにさせるだけなのです。そういう知恵も回らない統治体の愚かさは決して神の経路などではないのです。