金銭欲にまみれ、物質主義者であることを示し、そして虚偽に満ちた統治体は、おそらくもうハルマゲドンなど来ないと思っているはずです。その所業は聖書の原則にことごとく背いていますが、それでもそれを推し進めるのは、「ハルマゲドンなど来ないのなら、愚昧な信者をたぶらかして、生きている今のうちに世の提供するもの(高級時計や宝飾品、高級酒、ブランド品、美食、他人からの栄光などなど)をできる限りチャンスを逃さず手に入れ、私有財産を増やしていった方が得だ」と思っているのでしょう。
存在しない神、いや存在しても何もしない神などの裁きは来ないと思っているのです。
彼らは1914年など信じていません。ですから「重なる二つの世代」などというとんでもないことでも平気で言いだすのです。信じていないから何とでもいえるのです。どうせ144000人も信じちゃいないでしょう。自分たちが天に行けるとは思っていないのです。ですから地上での物質に関心があり執着するのです。天に行く希望を持つものが高級時計を身につける必要がありますか?ガブリエルやミカエルが高級時計をはめますか?普通に考えればわかることです。
ですからもしハルマゲドンが来たら、自分たちが滅ぼされる自覚はあるのでしょう。そこでとりあえず予防線としてとるべき手段は、ウクライナ侵攻を機に、信者の信仰を鼓舞し、神を賛美し、讃えまくるのです。それで神の裁きをまぬかれようと必死なのです。一言で言うと敬虔さを装っているのです。ハルマゲドンが来なかったら通常運転に戻ります。
しかしもしハルマゲドンというものが実際に来たとしたら、彼らには次の聖句が成就するでしょう。
「わたしに向かって,『主よ,主よ』と言う者がみな天の王国に入るのではなく,天におられるわたしの父のご意志を行なう者が[入る]のです。 その日には,多くの者がわたしに向かって,『主よ,主よ,わたしたちはあなたの名において預言し,あなたの名において悪霊たちを追い出し,あなたの名において強力な業を数多く成し遂げなかったでしょうか』と言うでしょう。 しかしその時,わたしは彼らにはっきり言います。わたしは決してあなた方を知らない。不法を働く者たちよ,わたしから離れ去れ,と。」(マタイ7:21-23)