結局、子育てというのは
自分ではない他人の命と人生を半分預かるのだから
ひとりで生きていけるようになるまで忙しい。
保育園から小学校にあがって
ひとりで学校へ行って帰るようになってラクになった気がした。
でも、学習面は全面的に一緒にやる忙しさ。
小学生から中学生になって
身の回りのことが一通りできるようになってラクになった気がした。
でも、やりたいこととできることのギャップを
いかに環境を整えることでカバーできるかという忙しさ。
中学生から高校生になって
だいぶひとりの時間が増えてラクになった気がした。
でも、学生生活よりも長い将来を見据えた準備の忙しさ。
ここにきて、一番忙しいかもしれない。
『将来をイメージし、選択し、それを定着させる』
これを自らできるように準備する。
これまでの学生生活はこのためにあったとさえ思う。
まさに彼の人生の一大プロジェクト。
もし、このプロジェクトに失敗があっても
また同じ工程をやり直せばいいだけ、とは思っているけど
まずは納得できる大成功をおさめたい!とも思っている。