PTAについて | 徒然なるままに

PTAについて

この季節になるとニュースやよそ様のブログでもPTAの役員決めの話しを耳にし目にする。

私は地域の育成会で大きな役を1つ引き当て、1年間とにかく頑張った。

小学校は人数が多かったので、子供が2人だけど1回役員をするので済んだ。

これは書記をして書類との格闘だった。

中学校では学年委員長を引き当ててしまい、PTA理事会にまで引き込まれてしまい大変だった。


どの役も楽なものではなかった。

自分の時間をどれだけ犠牲にしたのか。

「役員なんて暇な専業主婦がやればいいじゃーん」と大声でのたまうママさんともバトった。

本当に色々あったが、今になって思うのは「全ての経験は無駄にはなってない」と云うこと。

大変で半泣きになった事もあったが、引き継ぎが済んだあとの打ち上げは楽しかったし、同じ学年のママ達とのコミュニティは今でも大切なもの。


今ニュースであちこちでPTAに加入しないやPTA自体無くす方向の動きがあると聞く。

仕方ないことでもあると思う。

皆さん忙しい。

お金で解決できるのならば外注すればいいと思う。

運動会の会場設営や運営、夏場の花壇の水撒きや清掃。

お金で解決できることは結構たくさんあると思う。

反対にお金で解決できないこと、子供たちと保護者達との触れ合い。私の地域では初夏の田植え体験、秋の稲刈りと収穫祭での餅つき。

親や地域の人と一緒にワイワイやる事の意義。

PTAだけに頼らずボランティアも加えての行事はとてもよいと思う。


またPTA会費の問題も悩ましいところ。

PTAに加入したくないけどお金が惜しいわけじゃない!って保護者も少なからず居て、PTA会費の集金袋に「寄付」と大きく書き直して持ってくる人もいた。

これは、まだ良い方。

お金も出さず顔も出さず、一切知らん顔っていうのが一番困る。


卒業生のPTAからの記念品。

彼等の分は結局誰が払ったのだろう?


こんな事世の中にたくさんあるだろうな。私のような前時代のオバハンはPTA大変だったけど有難かったなって思うばかりなり。