これは連載してた「ホントの自分」の
大野さんと潤くんの恋バナしてるだけの話です笑
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松潤と２人仕事の
中途半端に長い待ち時間。
最初はなんかスマホを弄ってた松潤が
「ねぇねぇ、リーダー。」
釣り雑誌をめくってた俺の側に
椅子ごと寄ってきたと思えば
「なんだったの、あれ？」
前置きもなんもなく唐突にそう聞いてきた。
「あれ？」
「だから、相葉クンとにの。なんで分かったの？」
「言ったじゃん。」
「わっかんないよ、あれじゃ。」
「そぉかあー？」
分かると思うんだけどなあ。
２人の性格と行動考えたらさあ。
なんで分かんねーんだ？
「リーダーってさ、変だよね。」
「そっか。」
「うん。だって、こんなに鋭いのにババ抜きダメなんだよ。」
「ふふふ。確かに。」
それは自分でもそう思う。
「あ、そっか。勝ちたい欲があんまないんだ？」
「そんなコトねぇよ。」
…たぶん。まー確かにババ抜きで勝っても仕方ねえっつーか。
「メンバーの事、良く見てんだね。」
テーブルに顎を乗せてゆらゆら。
その様子があまりにも無邪気でこどもっぽくて
いつもの松潤とも少し違う気がして。
甘えたいのか？
それとも…
「松潤はいいの？」
「それもお見通し？」
ニヤリと笑う。
“話をきいてほしい”当たったみてぇだな。
「にの、好きだったんだろ？」
ニコニコして頷く。
「でもさ、俺。思ったんだけどさ。
相葉クンを好きなにのが好きなんだよね。
なんかすごくね？」
「そうだな。すごいな。」
ちゃんと自分の気持ち分かってんだな。
どっかの鈍感さんとは大違いだ。
思わずクスッと笑いが漏れた。
「だってさ、相葉クンの事考えてるにのって
超かわいーんだよ？」
「いつもは可愛くないねーしな。」
「ぶははははは！」
大口を開けて笑う松潤。
スッキリしてるって報告か。
これが松潤なりの“甘え方”なんだよな。
ほんと可愛いの。
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