BL要素含みます。苦手な方回避してください。

焦らしてる訳ではありませんが長引いてます(コラ

感想くれたら喜びます(オネダリ



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「言っちゃいなよ。受け止めてあげるから。」


これが俺の精いっぱい。

俺はすごくズルイ奴だから。

偉そうなふりで、自分からいく勇気がないだけ。

そうやって、あなたに甘えてるんだ。

でも、あなたは俺を甘やかしてくれるんでしょ?


「にの。好きだよ。ずっと、ずっと好きで言えなくて。

本当に大好きなんだ。」


ほらね、やっぱり。

俺が求めてる言葉をくれた。

あなたも分かってるよね、俺の気持ち。

伝わっているはず。


なにも言わなくても伝わる事ってある。

でも始めなきゃ始まらない。

あなたの言葉で俺は始めたかったんだ。


「だから、俺と付き合ってくれる?」


その言葉を俺がどれだけ望んでいたか

あなたはきっと気付いていないんだろうね。

きっと俺の方が「好き」が重いんだよ。


「いいよ。」


「ほ、ほんとに?いいの?」


さっき、受け止めるって言ってあげたのに

オロオロしちゃって可愛いったら。


そんなこの人に触れたくて

寝転んでた身体を起こし

両腕を前に付きだす。

相葉さんはオロオロしたまま

変な動きをしてる。


じれったい。

早く抱きしめに来てよ。

そうゆーシチュエーションでしょうよ。


「何やってんの?はーやーくー。」


腕をバタつかせながら言うとようやく理解したみたい。

俺の側に来て両腕を持って立たせてくれた。


そのまま、ぎゅって相葉さんにしがみつくと

相葉さんも俺の背中に腕をまわして

優しく、ぎゅってしてくれた。


そうそう!これ。

ずっとこうしたかったんだ。

あったかい。細いけどしっかりした身体。

胸元にぐりぐりと頭をこすりつけると


「なぁんだよぉー。」


嬉しそうな声が降ってきた。

上を向けばすぐ側に相葉さんの顔。


「ふふふ。」


嬉しくてつい声がもれてしまう。

あーあ、顔もそうとうニヤニヤしてんだろうな。

ちょっと恥ずかしいかな。

いっか。相葉さんだっていつもの倍以上に

緩んだ顔してんだから。






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