それは生きていくためには
必要だったかもしれない
けれど もうそれなしでも生きていける
それのお陰でちゃんと生きてこれたから
今度はそれを手放す番だ
そういう順番なんだ
それはもうその無意識の領域に
刷り込まれ もはや
自らの一部となっている
だからその無意識を意識して
無意識のまま判断してることに気付いて
今度からは自分の意志で
その心の赴くままに自らを導いて
だって長年かけて育んできたそれは
目の前の何かを裁くだけじゃなく
自らのことも同じように
裁き 傷つけ 排除してしまうものだから
いっつも心が痛いのは
きっとそのものさしのせい